だからアイドルじゃないってば!!
るるあ
第1話 配信者の裏
「まぁ、そりゃ簡単じゃないし……」
「やりたくてやってるわけじゃないし……?」
「笑顔振る舞っときゃなんとかなるって、」
「そう上手くはいかないけどねぇ……」
「……ほんと、嘘つきって最高」
「バレなきゃなんでもできちゃう」
「そこに転がってる下級人間とは違う、」
「質の高い人間だから」
「残念だったね、」
「"下級人間たち"、…」
「最近、アイドルってすごくな〜い?」
「まあ、だいぶ人気は増えたよね」
「興味はないけど。」
「もっと興味持とうよ〜!」
「面白いのたくさんだよ!」
「アイドルって闇深いから。」
「え〜、そうなの?」
「全然イメージ湧かないんだけど」
「嘘つきが多いとかなんとか。」
「えぇ〜?」
「でも、とりあえず、」
「ユメちゃんは才能あるんだよ!!」
「なさそうだけどね。」
「グループ活動なら全員を推してあげなよ。」
「でも、私の推しはユメちゃんだよ?」
「あ〜、それ、聞いたことある名前。」
「確か、城崎ユメとか言ってたっけ。」
「そう!」
「WHITEのユメちゃん!!」
「あの子、顔面がいいだけじゃないかな」
「いや、違うの!」
「優しくて可愛いの!」
「それこそ闇深いアイドルによくいる性格」
「まったく……わかってないなあ!」
「わかってないのはそっちのほう。」
「絶対後悔するよ」
「別にいいもん!!」
「ユメちゃんがいればなんでもいいの〜!」
「相当洗脳されてるな」
「また闇語ってる〜」
「あ、バレた?」
「最初から見てたよ」
「やっぱ鋭いなあ」
「下級人間って最高!!」
「似合ってるわ〜」
「ねえ、それって褒めてる?」
「褒めてる褒めてる!!」
「アイドルは嘘つきの塊だからね〜」
「お前誰?って人にも久しぶりとか言うわ」
「ユメって感じだね」
「でっしょ〜?」
「まあ、アイツらは嫌いだけどね」
「あ〜、それは分かるわ」
「でしょ?」
「金稼ぎは今だからな〜、、、」
「稼ぎどきってやつだよね」
「やっぱ金ないと無理だわ」
「それな〜」
「金無しじゃ生きてけてけねぇから」
「やば、ユメ裏ありすぎぃ~」
「でしょ?」
「こればかりは褒めてません!!」
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