「浮かぶ」を含む小説

青い満月が綺麗な夜、現実世界を生きる私(つむぎ)と、異世界に住む貴族の娘のワタクシ(ミリユ)は、ある日それぞれの世界で事故に遭った。 事故の衝撃で身体は宙を舞い、意識が朦朧とし始…

　貴族にとって魔法が使えることが当たり前の世界で、魔法が使えないことで召使いとして扱われるアリア。 　そんな彼女には、物語が頭の中に浮かぶという能力があった。そして、浮かんでくる…

春から夏にかけて出逢った植物さん達へ。 毎朝、お散歩の度に元気をもらっている植物さん達へ、感謝の気持ちを綴りました。

例え死を迎えたとしても、その先が永遠に暗いものだとは限らない。 …ということを、死んでから知ることになるとは思いもよらなかった。 私が生きていた世界の周囲に浮かぶ、幾つもの世界を…

東アジア風・歴史ファンタジー日常系。 商会で働く青年オウリが旅先で出会った少女カナシャ。 あどけない彼女に絆されたオウリと、その溺愛に応えたいカナシャの行く道は。 太陽の島の五…

淡くて瑞々しい青春や、故郷をイメージした短歌です(^^)

「——最近、夜になると旧校舎にユウレイが出るって噂されているみたいだね」 　夏休みを終えたばかりの部室で、穂村鈴が呟いたそんな言葉から、俺たち推理部の新たな事件が始まった。 …

　政変によって処刑された皇妃の娘セレスティア。幼い彼女は処刑を免れ、離宮に幽閉されることとなった。そうして寂しい日々を送るはずだった。 　――本来であれば。 　切っ掛けは虚空に…

　俺は竹下和貴（たけしたかずたか）。平凡な社会人4年生で年齢は26歳。そろそろ「アラサー」と言わなければいけない、そんな年齢。最近は新卒社員への指導なんかも任されるようになってき…

最寄り駅から作者の自宅までの道で必ず見える星があります。それをじっと見つめると少しゆらゆらと光っているのです。 作者が感じたことをありのまま書きました。

ある男は満月の夜、一人夜空に浮かぶ月を見て想いを馳せる。 昔男は空に輝く月を手にしたことがあったのだ。 これはそんな話。

女神と王冠の島で数十年ぶりに行われる『代替わりの儀式』を見に訪れた一人と一匹の旅人。彼らは『歌声』を探していた。 丁度その頃、代替わりをする巫女が姿を消してしまっていた。 とある…

「おい童貞！経験しないまま死ぬのかよ！」 自殺をしようとした男を止めたのは、幽霊の美女。さらさらロングに、キリっとした顔立ち、そして体全体を覆うTシャツに輪郭が浮かぶ巨乳――そ…

その国では、城の側に浮かぶ空中庭園から、毎朝国民に歌が届けられる。 歌姫と呼ばれる少女が届ける歌は平和の象徴であり、その歌が聞こえる事で、国民たちは安心して過ごしている。 けれど…

日本海に浮かぶ巨大学園都市、通称『学園《アカデミー》』 かつての『大転変』によって『転変事象』の発生源になっているこの学校に転校してきた少女、キイ。 彼女は従姉妹であり生徒会…

無駄にだだっ広い屋敷で平凡に過ごしていた少年、鳴苅弥景。 彼はとある出会いを果たし、不可思議な出来事に巻き込まれていくことになる。 例えば、木漏れ日の庭で眠るような―――。 …

西暦２０７ｘ年。太平洋上空に浮かぶ浮遊都市『リュボフ』 表向きは異星人の住む居住区となっている。そこに住む一人の青年は、その国の国王ある。しかし、国民は３人しかいなかった。 「そ…

人見知りだが希代のスクロール魔法使い・シルベは、なんか知らんがキツネになってしまった。魔法が使えれば元に戻れるんだが、手がそういう作りになってないんよ。忘れたい事実だが公爵令嬢。…

時は1999年。東京湾に浮かぶ人工島「昭京府」に首都が移転された、「ちょっと違う歴史を辿った」日本。 島で暮らす「碧陽」はある日、他愛のないトラブルに対処した直後、「時國セシル」…

地球近傍に浮かぶ宇宙ステーション型の娯楽施設ＬＵＮＡ(ルナ)。 突如、ルナを衝撃が襲った。人々はシャトルで脱出を図ったが、残された者たちがいた。 この異変はなぜ起こったのか？ 隠…