銀色の雲
火曜日の風
登場人物とか、前回のあらすじとか
これは『地球から追放されたけど、お土産付きで帰ってきます。』の続編となっております。登場人物、時代背景、社会情勢を共有しております。
読んでいただいている方は、要約以下を読み飛ばしていただいて構いません。
下記の要約と人物紹介でもいいですが、前作を読んでいただくと、より理解できると思います。そして、その方が面白いと思います。
まだの方は、作者の名前をクリックして、読み行ってください。
~~前回までの超要約~~ 前作を読んでいただくと、より分かりやすいです。
その組織も、数々の超能力者がいる。しかし、兼次はその誘いを断り続けた。
兼次はその勧誘に嫌悪を抱き、その組織を潰すことにした。
兼次の襲撃を受けた組織は、壊滅寸前まで追い込まれた。辛うじて生き残ったメンバーは、兼次をどうするか作戦を練ることになる。
その結論が<地球から遠ざけて時間を稼ぐ>と言う事だった。時間をかけ十数種類の罠を張り、上手く飛行機に乗せた。そして、ワームホールで飛行機ごと宇宙の彼方へ追いやった。
しかし、その飛行機には偶然にも女子高生が3人が同乗していた。
その後邪魔な兼次のいない世界を、組織は世界を統一を果たした。
国境のない世界を作り上げたのである。
宇宙を漂う兼次達4人は、光速テレポートを駆使し、46年の時間を費やし文明のある惑星に避難した。その惑星は、空中に都市が浮かぶ惑星だった。しかし、その惑星には住民の姿は無く、AIとそのロボットが支配している惑星だった。
なんとか、その住民と交渉し仲良くなった兼次達は、最先端科学技術を手に入れた。そして浮遊都市ごと地球に戻ってきたのである。
しかし地球は荒れていた、46年の歳月もあるが、問題は侵略者であった。その侵略者は<ガイルア>と、地球では<死の流動体>と呼ばれていた。その侵略者の正体は、意思を持ったエネルギーの集合体であった。
宇宙が誕生して最初に生まれた生命体。核ミサイルすら効かず、死ぬことがない生命体。その生命体は地球を蹂躙していった。地球の人口の大部分が失われ、動物たちも絶滅寸前まで追いやられていた。
兼次は、世界政府組織と交渉し<死の流動体>を討伐することになる。しかし、兼次は大敗した。
大敗した兼次は、強力な力に目覚める。そう、自身も<死の流動体>であったのだ。
交渉の末<死の流動体>を、地球から撤退させることに成功する。
その後兼次は、浮遊都市を太平洋上空で留め、世界に国家宣言をした。
浮遊都市リュボフの誕生であった。
その後、兼次と共に戻ってきた女子高生3人は、各々が別の道を歩んでいった。
~~前作まで及び今回の登場人物など~~
★織田兼次(おりたかねつぐ)♂ 見た目20歳ぐらいの、身長180cmほどの短髪の青年である。何でもできる超能力が使える。その正体は、織田兼次の体に宿る<ガイルア>である。人間に憑いてから、1000年近く経過している。
一番最初に出会った、白井夜巳と婚儀の約束をし、彼女に転生の力を与える。
現在は、浮遊都市リュボフの国家元首である。同じく力を与えた、出雲麻衣と共に3人で暮らしている。おしるこ缶をこよなく愛す甘党である。
★出雲麻衣(いずもまい)♀ 誕生日から計算すると63歳(光速移動の時間停止を含める)見た目は17歳の少女である。兼次と交わした、ある契約により、超能力と不老体を貰っている。身長162cm 栗毛のツインテール少女である。夜巳からお胸様と呼ばれるほどの、大きな胸の持ち主。漫画や空想ファンタジーをこよなく愛す。宇宙に漂流する前は、学年2位の学力を有する秀才でもあるが、妄想癖がある。浮遊都市リュボフでは、63歳で国民登録されている、しかし本人はそのことを知らない。城島瑠偉、佐久間美憂とは親友同士である。
★城島瑠偉(きじまるい)♀ 誕生日から計算すると63歳(光速移動の時間停止を含める)戸籍上は17歳。自称心理カウンセラー見習い。身長158cmの艶やかな黒髪が特徴の、大和撫子風少女。兼次から治癒能力を貰っている。イラっとする事があると、胸ポケットに刺してあるペンで、相手の太ももを刺すのが癖。現在は高校2年生。佐久間美憂、出雲麻衣とは親友同士である。
★佐久間美憂(さくまみゆう)♀ 誕生日から計算すると63歳(光速移動の時間停止を含める)戸籍上は16歳。身長167cmの短髪の陸上少女。男っぽい性格の脳筋である。刻夜志摩、出雲麻衣、城島瑠偉と親友である。兼次に身体強化系の超能力を貰っている。少女漫画が大好き。
★刻夜志摩(こくよしま)♀ 16歳。テナ=シエルと言う名の元異星人である。兼次が出雲麻衣、城島瑠偉、佐久間美憂のDNAデータを元に、作り上げた体に魂を移し地球人として生きることになった。身長162cmの肩まで伸びたショートヘアーが似合う、美少女である。兼次がファンだった某女優が原型となっている。
★ガイルア(地球名:死の流動体)宇宙が誕生して、最初に生まれた知的生命体。物質的な体は存在しない、エーネルギー生命体である。全宇宙で1000体ほど存在するとされている。絶対に死ぬことはなく、全宇宙で生態系の頂点に君臨する究極の知的生命体。
★ララ 自称天の川銀河最速最強で、自我のある人工知能。浮遊都市リュボフの管理島に存在している。配下に50億体のロボット・ナノロボットを支配している。作られてから数万年ほど稼働していて、自身によって改造を常に行っており、秒単位で処理速度が増加している。名前は兼次から命名されている。主人である兼次には絶対服従である。
★白井夜巳(しらいよみ)♀ 10歳。1000年前に兼次に会い、転生の能力を貰う。それから転生を繰り返し、思いを遂げる。見た目は子供だが、1000年分の記憶を持っていて、中身は立派な大人である。予知能力は兼次から貰っておらず、自前で持っている。
★中条希有(なかじょうきゆう)♂ 81歳。世界政府のトップ。世界政府の幹部養成学校も運営している。兼次を除けば、世界最強の超能力者である。
★浮遊都市リュボフ 兼次がキプロス星より持ち帰った空中に浮かぶ都市群。農業島・管理島・工業区・居住区の16島構成。地球より数万年進んだ科学力がある。現在は太平洋上空に浮かんでいる。テレポートでの侵入すら拒む、強力なバリアが張られていて、指定されている人間以外は出入りできない。
★テナ=シエル(ロボット) キプロス星の科学者、機械の体に記憶と魂を移したロボットを開発する。その後、キプロス星の住人は全員機械の体を手に入れている。
★テナ=シエル(生身) ♂♀ テナ=シエルが生きて居た頃の、DNAデータを元に作られた生身の肉体。兼次がこの体にテナ=シエルの魂を定着する予定だったが・・・
※前作の最終オチに直結するので、詳細は前作を読んでください。(エピローグから読まないでね)
★キプロス星人 地球の種族区分では、哺乳類に分類される。桃色の髪で平均身長は160~170cmの間、赤い瞳が特徴。顔や外見は地球人に酷似していて、中性的な外見である。男女の区別はなく子供を産むことも、産ませるることも出来る雌雄両体の種族である。
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