「台」を含む小説

ごめんなさい。むしゃくしゃしてやりました。後悔はしていません。 ただ、「平和なくらし」があたしにとっては耐えられないものだったんです。 だから、こうするしかなかったんです。 ※…

　ほしのゆ、という銭湯の煙突ってロケットの発射台みたい。そう思っていたら、地下には宇宙人がやってくるターミナルがあって、おばあちゃんは宇宙人から地球を守る基地の司令官だなんて。　…

大国で、ある中悪は小国である台天の豊かな資源などを狙っていました...

通学中、トラックに轢かれた昌也が目を覚ますとそこは異世界だった。目の前には事故を起こしたトラックと、運転手のおっさん。どうやらあの時の事故でおっさんも死んで転生してきたらしい。お…

「もう、死ぬのは、嫌ですわぁ～ッ！！」 　中世ヨーロッパ風の寝室で天を仰いで叫ぶ私は、ヘラ・フォン・アイゼンベルク15歳＋23歳＋321歳。 　ビザンティヌス帝国の最辺境にして最…

　主を失った剣に宿っていた意思が次に目覚めた時に宿ったのは無表情な鉄仮面。それを作らせた領主ナヴィードの妃レダは自らを「領主夫妻を殺した罪人」レドとするために仮面を被り鍵を放り投…

平民に生まれたカレンには目標があった。 それは貴族の第二夫人以降になり、楽な生活を送らせてもらうこと。そのためには学生のうちにやらなければいけないことが山積み！ それに、平民から…

みち花に初めてできた、男子の友達、雪村くん。 彼は綺麗な顔立ちの、やんちゃな男子で、いつも誰かと楽しそうに笑っている。 そんな人だから私とも仲良くなってくれたんだ。 そう思ってい…

※ハッピーエンドではありません ※タイトル通りヒーローは処刑されます ※嫌な予感がする方はブラウザバック推奨 「アリーシャ・ヒリキュア。きみとの婚約を、破棄させてもらう」 「……

※ネタバレ注意 *****キャラクター設定***** エイタ 神奈川県に住む小学５年生。１１歳。 マナとはイトコの関係で、双子のように顔がそっくり。 得意なことは何もないと思…

幼い頃からの両親の虐待。小中でのいじめ。１６歳にしてホームレス。そんな女の子には、名前がなかった。 親に、名前を呼んでもらった記憶は無い。小学校でも、中学校でも、下駄箱には『ブス…

高校卒業後、進学も就職もせず毎日をダラダラと過ごしていた服部咲太の前に突如現れた禍々しい黒い渦……そんな、非現実的を目の当たりにした咲太は恐れを抱くが、同時に歓喜する。 もしか…

　曽根崎警察に一人の男が訪れた。 　男は或る絵を盗まれたと言った。それはゴッホの向日葵の絵だと男は言う。しかし、その絵は存在しない絵だった。 　そう、通称「芦屋の向日葵」、ゴッホ…

――むかしむかし、トキノワ国という国がありました。 そんなおとぎ話とペンダントを残してママは消えてしまった。 それから5年。12歳になった花宮ひいろは、ママの手がかりを探して時…

仏道修行中の藤原玄太は、呪いには強いが姉に弱い。 無理やり姉のいる中学校へ転校させられ 一人の少女・夏菜と出会う。 夏菜は自分の前世を思い出したが、運命の出会いを胸の奥に閉ま…

わたしの仕事は、聖書を片手に 迷える子羊たちを地獄へと突き落とすこと。 誕生日の朝に蛍光灯が寿命を迎えた。 そんな日であってもわたしは仕事をする。 母を亡くした日から、 …

複数の同じ日を繰り返す人々。それぞれに人生はあるのだが、繰り返している中で、「守らなければならないルール」が存在する。同じ日を繰り返していることをその人に告げることができるのは、…

【児童小説コンテスト最終選考まで残った作品】 ある日、ロロ宛に、一通の不思議な手紙が届いた。それは、応募した記憶のない『夜間旅行』当選のお知らせだった。ロロは、これはイタズラ好…

目を覚ますと、俺は、見知らぬ部屋にいた。 サークル状に並んだ黒い岩に、紙の人形を釘で刺した小さな白木の台。奥の土壁には、錆びた銀のエレベーターが鎮座している。 そして、部屋へ…