「語りのみ 短編」を含む小説

彼は感傷的に話す。あるいは彼女が淡々と語りだす。友人は冷静にその話を聞いてる。 セラピーにもならないたわいもない2人のやりとり。とあるカフェでのお話。

百物語を始めました。毎夜更新予定。 ホラー、オカルト、サイコミステリ……。 基本ショートショート、短編ばっかりなんで、気軽に読んでいってください。

ある男が体験談を語り始めた。それは夢か、幻か。

“私”は特段月が好きではない。ただ、月は青春の象徴のようなものであるだけである。 変わらないものと変わるものに思いを馳せる主人公の語り形式の短編読み切りです。

健さんは、寡黙で多くは語りませんが、このエッセイはとても多弁で面白く、素敵です。 残念ながら、健さんの任侠映画は見ませんが、このエッセイを読んでいっぺんにファンになってしまいま…

　もとは「もう少しだけ」というお題のコンテスト用に書いた短編作品。 　今回もホラー回ですw 　でも、いつもは怪談界のレジェンド、稲川淳二御大の語り口風文体で書くのですが、今回は普…

noteに投稿しているお話の男の子版です。 https://note.com/conniecat/n/nd31849fc865c ある町外れの大きな古いお屋敷に暮らしている男の子…

取っ付きにくい！ まったりしすぎて長え！ セリフの言い回しが妙で、何言ってるかわからん！ そういう伝統芸能ってやつを、少しわかりやすくお話にまとめてみました。 短編集ですので、…

　国民の9割は現実的な問題、要は今晩のご飯とか、翌朝の出勤とか、来月のクレカ支払いに頭を抱えているというのにね。

ご覧いただきありがとうございます。 このタイトルのフレーズが気に入っていたので、これをどうしても使いたくて、このフレーズ使えそうな話を考えたら、人間にはよくある過ちというか、わか…

　八年前、嵐によって不思議な運命に巻き込まれたトーヤは今、仲間のアランとベルの兄妹に全てを語り終えた。 　「俺とシャンタルはこの町から東へ、シャンタリオへ行く。おまえらもどうす…

『ぼくと高橋さんの徹底抗戦』小学生の男女、ギャグ 『田辺さんはかく語りき』老爺と犬と青年、ギャグ 『ママチャリと長ネギと大根』社会人、恋愛 『姫様は自分だけの恋を探している』JC…

これは、彼と映画を見た話であってそれ以上でも以下でもないのだけれど、それ以上のなにかが篭っていることを願って。

　早春の淡雪の夜、東京新宿の老舗デパートでファッショナブルなマネキン三体が話し合っていた。耐用年数が切れると廃棄処分になる自分たちに生きる意味はあるのか。人間世界の分断と貧富の差…

練習で書いたのみの作品たちを並べてます。 作品の完成度で自らの能力を計るために。

夜道を歩いていると突然呼び止められるようなことって、多分人生には一回くらい存在するだろう 人生で一回も外で誰にも呼び止められた経験のない人って多分そんなに多くないと思う あなたが…

一部の人たちの間で話題（になっているはず）のワイン旅エッセイ『神の血に溺れる』のカクヨムコン７短編用作品です。 本編第一部のその後であり、第二部の前日譚の話です。 西オーストラ…

長編小説を書く合間の休憩中に書き始めた“人生から得た哲学”のほうが読みやすいせいか 読んでくれる方々が多いので、自分の半生を語りつつ哲学者たちや私の持論を重ねて 決して表には出る…

第一次大戦下。 愛とは何か、人間の本質的な欲とは何か。世界中を航海しながら、神谷は語り続けた。 やがて戦争は激化し、船は鹵獲、捕虜となる。負傷した神谷は入院生活を送るが、ある日、…