「なんとなくね」を含む小説

　中学に上がる直前の３月、京都から引っ越した藤都巽恒（ふじみやよしつね）は、自分に一目惚れした岐蘇実敦（きそさねあつ）の元に転がり込み、住居と生活費を引き換えに、彼が支部長を務め…

メロディに詩をのせるとき、物語を削っていきます。削られる前の物語を短編集にしてみました。 どんな演奏にのせるかは、ご自由に想像してください。出来上がった歌詞も載せません。曲をど…

主人公小鳥遊春嬉は不思議な女性に一目惚れし、なんとか話しかけると返事を返したのは別人で...？ そこから始まる謎を解いていく！........といいなぁ なんとなく思いついた…

俳句二十句連作　テーマ：けいとうくわ

『一人の気ままな生活』会社帰りに変な老婆、毎夜鳴るWi-Fiルーター。それは前触れに過ぎなかった。『若いってだけで財産』ホームレスの立浪は気力で生きて来た。あとは事故で線路に落ち…

遠い、遠い未来、太陽系の片隅で…… 　地球という星を「首都星」として中心に、太陽系全部の星々が人類の手により開発され、人が住まう時代。音楽で食ってくという夢がなかなか叶わぬ事に…

私には何もない。 名誉もお金も才能も頼れる家族も優しい友人も。 いつも死にたいと思う。 生きる事に意味を見出だせない。 でも生きている。 そんな女性の物語。

後輩ギャルが、喫煙の嫌疑で退学させられそうになっていた。 しかし、俺はそれが冤罪であることを知っている。 気まぐれに助けたら……めちゃくちゃ懐かれた。 「センパイ、お礼になん…

運び屋・綿奈部綱吉は刑事・東雲祥貴と共にストーカーを捕まえるためクラブイベントへ潜入する。 れをんさん作の『オカルト文芸部』に登場する人物のスピンオフ作品です。 https:/…

元気かな、達者かなとは思わない。 ただ思うのは「いつ死ぬのかな」という不謹慎な一言。

翻訳を趣味にしたいけれど、ひとりでやっていると継続するモチベーションが維持できないので、ここにアップすることにしました。「シリーズ1」と書くことで自分を追い込んでいます。原文はプ…

侯爵令嬢であるルーナは後宮入りを果たした。 切れ者と名高い政治家の祖父を持つ彼女自身もエリート文官。長年の婚約者からの裏切りを受けて結婚は白紙状態。嘆き悲しむ・・・ことは全くなか…

大きな大陸を丸々一つ貸しきった大国──ルスファ。南に広く国を築く人間たちの手により、魔族たちは北へと追いやられていた。 その中でも、いまだ、かろうじて政権を保持している北の島国…

　殺された姉に会いたい。そんな思いで「かぐら骨董店」に訪れた香川洋子は断られてしまう。その夜、姉に渡すためにもっていた熊のぬいぐるみが動き出した。助けに入った刑事・芦屋尚孝とと…

東雲祥貴は旧友・邑神有奇といつものように酒を飲み交わしていたが、邑神の様子がおかしいことに気づく。なにやらいつもと違ってかなり不機嫌なようだが……。 れをんさん作の『オカルト文…

舞台は現代の東京。なんとなく適当に生きてしまう少年と少しだけ心に闇を抱えた少女の織りなす物語。

　真夏の暑い日、外を歩いていると、突然「お兄さん、マッサージいかがですかー」と声を掛けられる。 　そこにいたのは、学校の制服を着た少女だった。 　ＪＫなんちゃらか何かか、と疑うと…

※ご挨拶※ はじめまして、釣鐘みちといいます。 カクヨムへの投稿は初+台本を書くのは不慣れの小さき者です。 見つけてくれてありがとう。 黒猫さま(@Kuro_0727)との合作…

10年たったら、結婚しよう。そういって10年をなんとなく過ごしてきた。 そんなカップルの10年目のある日を短く描きます。