不思議な店員さんの全身マッサージ・ヘッドスパ

　真夏の暑い日、外を歩いていると、突然「お兄さん、マッサージいかがですかー」と声を掛けられる。
　そこにいたのは、学校の制服を着た少女だった。
　ＪＫなんちゃらか何かか、と疑うと、彼女は不服そうに「うちはそういうのじゃないです。真面目なマッサージ店。この制服はわたしの趣味」と言う。しかも彼女は店長なんだそうだ。
　怪しさはすごかったが、彼はなんとなく気になってそのお店に入っていく。
　そこで待っていたのは、初めてのマッサージ体験だった。