概要
なんとなく「和」テイストなスペースオペラ。
遠い、遠い未来、太陽系の片隅で……
地球という星を「首都星」として中心に、太陽系全部の星々が人類の手により開発され、人が住まう時代。音楽で食ってくという夢がなかなか叶わぬ事に、まるで古今東西からの習わしであるかの様にもがきながらも、とある零細ブラック運送会社にて星間ロケット飛行士として働くその男は、ある日、仕事上がりの憂さ晴らしに「風俗星」エウロパへと赴くのである。
そこには「銀河系征服」をスローガンに侵略戦争を繰り返している、「太陽系連邦」に屈した様々な異星の人々が地球人により連行され、妖しいネオンの下で、男娼、娼婦として蠢いているのであった……。
男の人生は、そこでの、ある異星の乙女との出会いにより、大きく動きはじめる事となる。
――44話から第二幕、あらすじ――
モモ
地球という星を「首都星」として中心に、太陽系全部の星々が人類の手により開発され、人が住まう時代。音楽で食ってくという夢がなかなか叶わぬ事に、まるで古今東西からの習わしであるかの様にもがきながらも、とある零細ブラック運送会社にて星間ロケット飛行士として働くその男は、ある日、仕事上がりの憂さ晴らしに「風俗星」エウロパへと赴くのである。
そこには「銀河系征服」をスローガンに侵略戦争を繰り返している、「太陽系連邦」に屈した様々な異星の人々が地球人により連行され、妖しいネオンの下で、男娼、娼婦として蠢いているのであった……。
男の人生は、そこでの、ある異星の乙女との出会いにより、大きく動きはじめる事となる。
――44話から第二幕、あらすじ――
モモ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!多分作者は未来から来ている。
タイトルの通り、多分作者は未来から来た未来人である。
その理由は斬新、奇抜、衝撃のこの文章と展開を見れば分かる。
普段SFは読まないのだが、この物語が全くテンプレに則っていない事は分かる。
開幕いきなり風俗星という素晴らしい惑星に行ったり、ドロドロの百合展開、性に乱れた様子や闘いなど、あまりに極端な展開に、他人の夢をそのまま見せられているかの様な謎のワクワク感がある。
多分作者は感性を優先して、執筆にあたっている。しかしそれが、奇抜な発想と展開が、よりSF感、摩訶不思議な雰囲気を助長している。
荒削りだが、文章力が凄く高い。選ぶ言葉のチョイスやゴロに、非常にセンスを感じる。かと思うと奇怪な擬…続きを読む