「創作 青春」を含む小説

卑屈で、謙虚で、屁理屈を言うことが得意な事以外は普通の高校一年生である『氷室政明』。入学早々、教室の端っこで窓際の席＋隣の席に座るのはスーパー清楚系美少女『逢瀬雫』という座を手に…

　大学院生の私が手にした『八十萬年後の社會』という本、それは時空を超えて1922年と2022年の手紙を行き来させるタイムマシンだった。大正時代の彼女と未来の私は時を超えて文通し、…

九十三　蓮はたまに変な夢を見ていた。そこには知らない少年と少女がいて一緒に楽しそうに遊んでる。かと思えば真っ黒な手が現れその二人を連れ去ってしまう。そして最後には決まって少女がこ…

留学中に出会ったらしい彼女は、ある人突然日本にやって来る。 暮らしていく場所がないので同棲することになったのだが、彼女に日本語は通じなかった…。 そして、俺もドイツ語は喋れない・…

小学生の頃出会った女の子は、後に幽霊として語られるようになった。 兎ヶ丘小学校の飼育小屋には幽霊がいる。その噂話が広まるにつれ、鬼塚香澄は人を信じなくなっていた。 高校二年生の…

※　この物語はフィクションです。実在の人物や団体とは何の関係もありません。 　相原祐介はかつて職場のアイドルで、その後本当にアイドルとなった住田佳奈と付き合った事があった。佳奈…

2022/5/29 文フリ東京にて発刊、短編集「生き永らえよ救いはなくとも」に収録している「ちがいたくない」の冒頭試し読み。互いをマイノリティ"飲血人種"だと思っている男子高校生…

【完結まで毎日更新】 主人公水上奈緒(みなかみなお)と王木真希(おうきまき)、右原莉菜(みぎはらりな)は幼馴染で、物心ついたときから三人でバレーボールをやっていた。そんな三人の、…

　カクヨムのエッセイ・ノンフィクションカテのランキングで週間＆月間ランキング１位を記録した「素直になりたくて～交換日記が繋いで、そして壊した青春の甘い思い出」の続編です。 　幼…

　幼い頃からずっと、自分は他の普通の人とは少し違うという、漠然とした違和感に悩み続けてきました。 　思春期に性に目覚めてからは更にその違和感は加速して、社会を恨んだ事もあります…

【 大森望氏によるゲンロンSF創作講座第6期・第1回課題「あなたの特徴をアピールしてください」実作 】 将来に対する漠然とした不安、大人になることへの青臭くて尖った抵抗感。 …

noteというサイトの創作大賞2022に応募した作品です。結果が発表されたので公開します。こちらでの公開にあたり、少々修正しました。箸にも棒にもかかりませんが、読んで頂けると嬉し…

問えば響く自主企画！2人は今日も叫んでいる。創作、作曲にもがく人のおはなし。恋愛要素が、ほわっと香る？匂わせ程度？あります。

となりに住む幼なじみ、カズヒトととある事情により疎遠になっていた環。 一時的にでも、また昔のような親密さを取り戻したいと独自に発明した催眠術をしかけてみるが、距離のつめかたがど…

ひとが得意ではない「わたし」。偶然通りがかった金物屋のショーケースに並んだ裁ちばさみに、なぜだか惹かれてしまって……？

主人公・ミヤは新聞配達のバイト中に注連縄のある団地の部屋を見つける。その日からミヤの日々は一変する。母親は出稼ぎ、父親は通帳とキャッシュカードを攫って飛んでしまい、ほぼ無一文のミ…

友達居ない歴＝年齢の生粋のぼっち東野健作は、物語の創作が唯一の趣味でネットに小説を投稿する日々を送っていた。その小説を連載から完結まで毎日欠かさず追ってくれたたった一人の読者とリ…

主人公・青島遊馬はネットに小説を投稿している高校二年生。というのも「新入部員の一人に一年間ネットで小説を連載させる」という、文芸部に続く忌まわしきしきたりの餌食になったからだった…

　伝説のアイドル、ユッコこと岡田有希子。 　1986年に18歳という若さでこの世を去った彼女は、とてもミステリアスな雰囲気をまとった異色のアイドル。 　そんな彼女を熱く「推し…

普通の高校生なつみは仲のいい友達との間で流行っている『乖離の箱庭』という女性向けソシャゲに絶賛ハマっているヲタクだった。彼女は自分と彼女の友達を元に乖離の箱庭の設定に適したオリジ…