「今日から私は」を含む小説

無事志望校に合格したボク。 間もなく始まる高校生活を夢見ながらゲームに励む毎日。 そんな四月のとある夕方、食卓に見知らぬ女子を発見する。 金髪、白い肌、碧眼、どこからどう見ても外…

初めて吸った日のことなんかもう忘れてしまった

人生はジグソーパズルだと、私は例える。 初めは１つのピースから始まり、助力を得てさまざまな知識を得る。そして、知り合いとの出逢いと別れを繰り返し、時にはどこにピースを置くか悩…

お題「3周年」のときに詩を書きたくて書いたもの。 1200字以上の詩なんてやっぱり無理で挫折。 でも、せっかく書いたし、それでも「夜の片隅～」に入れるのはなんか違う気がしたので、…

四日目と四日目を繋ぐ今日の私は見知らぬ牢獄で目が覚めた。ある朝扉の向こうから渡されたのは、見知らぬ誰かの日記帳。

★和風喫茶《わら人形》今日も私はそこへと足を運ぶ。扉に手を伸ばせば聞こえる、少女たちの談笑。紅い彼女の瞳と目が合う。 ☆僕は彼女が好きだ。でもそんなこと言うつもりはなかった。た…

思考、心、感情。機械が持つわけがないとされてきた、そんな曖昧なモノを持つのがこの私です！今日は私の性能披露をするということでテレビ出演なんです。番組では、私とヒトを並べて比べる実…

【 作品コンセプト・作者の想い 】 　本作品は、「一人の“何の取り柄もない著者”が、高校・大学・専門学校・就職・転職を経て、グラフィックデザインで独立するまでの“心情・理由・成…

私のまわりには「音」が住む。音たちは世界を彩り、ときには壊し、でもふとした瞬間、居なくなる。実体化した「残響」たちは、今日も私たちに絶対的で圧倒的な爪痕を残して何処かに消える。

プレイしていたゲームと同じ世界に転移してしまったミチは、ゲームにも登場する神出鬼没のレアショップ『チュトラリー洋菓子店』を継ぐことになった。 この店はレアモンスターが倒されたバ…

今日も、私は森を通ってお婆さんの家に行く。 頭に、真っ赤な頭巾を被って。 右手にはバスケットを持って。 バスケットの中には、パンとワイン。 森には狼男が住んでいて。 女の子を引き…

今日も私は家に帰りたくなくて時間をつぶす。家には父の再婚によってできた小学生の義弟がいるけど、どう接したらいいのかわからなかった。

金色に輝く髪の毛が羨ましかった。 自分の黒髪が嫌いだった。 皆が私を忌み嫌った。 なぜなら黒髪は「呪われたもの」が持つとされているから。 今日も私は1人、高くそびえ立つ塔…

踏切の音が地獄ゲームの合図だ。 私は電車のホームを羽ばたいた。 電車が私をひいたら終わり、それまでにあいつらのいるホームに辿り着いたらクリア。 今日も私はいじめられています。 …

■過去、現在、未来の流れは絶対なのだろうか。我々にとっては、昨日が来て、今日が来て、そして明日が来るのが自然だが、真逆の時の流れに生きる人は居ないと、誰が断言できよう。その者の世…

何を考えてるかまるでわからない世界史教師。そんな先生に今日も私たちは翻弄されます……。 重要人物は世界史教師です。 この人は難解意味がわからないのに、何故かどの生徒にも嫌われて…

この世界は黒い布に覆われている。 伝説に伝わるその昔、不届きものが、火と呼ばれる新たな光を生み出したからだ。天は怒り狂い、空に真っ黒な布をかけた。 私は祭司。不届き者の末裔。火を…

誰にでも優しくて、人気者の貴方。 老若男女問わずに好かれている。今日あそこにいたら、明日はあちら。 でも、私はもう貴方無しじゃ生きられないほど依存してしまってて―― 今日も、胃が…

時々面白い夢を見る。それを、ただできるだけ見たままを綴るだけ。 時にシリアスに、時にカオスに。

朔夜蒼紗（サクヤアオサ）はこの春大学生になった。彼女は平穏な大学生活を望んでいた。 しかし、そこで出会った個性豊かな人々により、彼女の大学生活は平穏とは言い難いものとなっていく…