「ミステリー！？」を含む小説

　アルビオン聖女王国、聖都ロンディニウム。 　堅い守護魔法陣に守られているはずの都で、巡回中の聖騎士が巨大な魔物に襲われ、凄惨な遺体と成り果てる。 　時を同じくして、聖都…

登志子(としこ)は旧校舎の教室でひとり寂しくお昼ごはんを食べていた。 何かにつけ人生が思うようにいかない登志子は、ふと自殺を決意する。 いざ屋上まで上がり、そこ《死の淵》に立った…

管理栄養士の資格を持つ嵯峨野 美鈴は、大手食品会社の商品企画部に勤めている。 副業先の実業家の一人娘・磨夜と仲良くなるが、謎の死を遂げる。 磨夜の死は、美鈴が電話に出ていれば、防…

神崎直人には特別な能力がある。それは死者の残影にアクセスできることだ。しかしそれはどんな理由にせよ死者の魂を汚す行為である。能力を駆使する度にそんなジレンマに陥る直人は、上司であ…

最古のピラミッド、 《トランパ・イーミャ・ピラミッド》 見学旅行で訪れた2人。 友達が発した一言から事件は起こる。 【真実を知ったのなら、ピラミッドは殺しにかかる】

失意のうちに目覚めた主人公は、鏡に映る自分の姿が消えたことに気づき、自らが透明人間になったことを知る。 透明になった理由もわからず、五日間ただ天井を見上げる日々を送っていたが、や…

場末の映画館・モナリ座の地縛霊であるくじらちゃんは、僕だけに視える映画友達。 彼女の死の真相を突き止めようと向かった先で出会った、自称・レンタル霊媒師だというろくでもない男の「あ…

後宮×契約結婚×溺愛×料理×ミステリー 町の外れには、絶品のカリーを出す小料理屋がある。 小料理屋を営む月花は、世界各国を回って料理を学び、さらに絶対味覚がある。しかも、月花の…

仲間から追放された、天真爛漫、ドジな魔法使いライスが、果樹園の農夫で式神（式紙）使いのロスと出会い、壮大な冒険を繰り広げる。カシュー国の陰謀によりペドゥル国、ヴァン国を揺るがすワ…

正義を信じる鳴海夕貴。 正義を歪める橘和真。 そして正義を決めるのは――あなた自身だ。 再開発利権に隠された謎、美月の死に込められた「最後の光」、6年前の未解決事件が今、読者自…

西都公達学園高等科、茶道部副部長の茶釜薫は、魔力持ちの多い西都の中でも、火を喰らう異能の持主。静かにお茶を点てる薫のもとに、今日もあやしげな相談が持ち込まれる。ここは、茶道部で、…

警察庁の宇佐美警部は、再教育プログラムの一環で小さな村の駐在所にやってくる。ところが指導役の巡査長は見当たらず、村人の誰に聞いても行方は分からなかった。 宇佐美俊介　警察庁警部…

密室、消失、千里眼、物理、謎の手紙などからなる、5章の本格ミステリー。 1章ごとに完結します。 【第四章　四人の男】は2024年11月1日午前零時に第1回を公開。その後、月～金…

イツキは諸般の事情で医者の道を諦めた男。 祖父の元で漁師の仕事をしている二十代真ん中の青年だ。 ある日、彼は雌鮫と逢瀬する夢を見る。 摩訶不思議な海の神秘に触れ知識欲を満たされ…

由緒正しい神社のある港町。そこでは、海から来た神が祀られていた。神は、春分の夜に呼び寄せられ、冬至の夜に送り返された。しかしこの二つの夜、町民は決して外へ出なかった。もし外へ出た…

「泥かぶりの子爵令嬢」と揶揄されるアルヴィス・クロフト・ファロンヴェイルは、「貴重な古代薬草の種」を餌にセリウス・ヘイウッド伯爵のパートナー兼一夜限りのピンチヒッターとして夜会に…

　特殊能力が存在しながら、それ以外は変わらなかった世界。 　外敵、大戦、学園施設、階級差は無く、ほとんどの人々は今まで通り普通に暮らす。 　社会は意外なほど健全な状態で落ち着いた…

一分程度で読了できる短編小説を不定期で執筆しています。（ミステリー多め） 出てくるお話の中で、もし「続きが読みたい」と思う作品があればコメントでお申し付けください。

彼の物語は推理と恋愛が交錯した物語、と呼ぶことが出来るでしょう。市立羽場高校二年五組出席番号九番の彼は無風部という部活に入り、様々な謎を解決し、多種多様な人間関係を作っていきまし…

「眠るのが怖い──それが“流行り病”だなんて、誰が信じるだろうか？」 悪夢が最初に報告されたのは中国だった。原因不明、治療法なし。 「ただの夢でしょ？」 人々はそう笑っていた。…