「ソレ」を含む小説

主人公のライトは、今の恋人──フライデを紹介してくれた幼馴染のカイロに感謝しつつ、楽しげな日々を送っていた。 だが、フライデがそのカイロとキスしている所を見つけて── ライトは恋…

祖父の遺産整理中に見つけた不思議な種。謎の魅力の赴くままにソレを育て始めた主人公であったが、彼女の日常は少しずつ、まるで植物の根のように侵食され異常となる。サクッと不思議な物語を…

ある日世界は白い闇に包まれた。 長方形で分厚く柔軟なソレは人間をどんどん飲み込んでいく。 人間が生み出した恐怖の象徴「オフトゥン」ーー！！ ↓前回の投稿↓ 『貴様、プレミア…

“ソレ”らがいつから現れたのは分からない。ただ、気が付けばその話は至る場所に知られていた。 深い森の奥から現れる人間は、満月の夜に狼になる――人狼が存在するという話が。 そして…

ここは人間と神族が12の国でそれぞれ共存する世界。 その中で神族はさらに国ごと12の種族に分かれ、それぞれ特異的能力を有していた。 非力な人間と特別な神族。 そこは圧倒的神族…

スーパーロボットごと異世界に転移した引きこもりのオッサン。 行き先の異世界で無人のゴーレムと間違われてしまう。 さっそく盗賊に襲われるのだが、ゴーレムの皮をかぶったスーパーロボ…

　この世を構成する全てに、魔力が宿っている。　空を飛ぶクジラも、尾を噛んだ蛇も、羽の生えたウサギも、火を吐くトカゲも、ソレらは全て人々の側に生きているのだ。 　そんな話も「お伽話…

あらゆる怪談、都市伝説が闊歩する世の中で、彼らは出会った。 彼らの所属する部活は『地域文化研究部』。四人の部員は、意図せずに怪奇と遭遇することとなる。 五月上旬『メリーさん』

　ある日、気づいたらゴブリンになっていた。転生だか憑依だかわからないけど、どうもチートはないっぽい。つまり雑魚ゴブリン。俺、気づいたら雑魚ゴブリン。ちょっとハードすぎませんかねえ…

小さな部屋をテーマにした短編です。 〜ある少女の場合〜　 　「あれ、ここどこ……」 　目が覚めると小さな部屋に閉じ込められていた。 　手は拘束され、誰もいない薄暗い部屋…

オカルトやホラー番組で取り上げられることは、大半が嘘である。 そんなことは誰にだってわかっているだろう。 合成写真やCGで作成された霊や生き物をテレビ画面越しに見て、こんなものが…

「よく夏にほん怖や、あなたの知らない物語を放送するでしょ？まさにソレだった…」 ―――「家」――― 「生臭い、変な匂いがして捕まったら殺されると思った…」 ―――「夢ノ老婆…

高い金を出して購入したソレはすでに相棒。 そんなのが相手の手に落ちたらどうしようもない！ どうか！　金は出すからソレに手を出さないで！！ ↓前回の投稿↓ 『埋め込み式Add…

彼氏が欲しい友達と一緒にアクセ彼氏を買いにきた主人公。 テキトーに買ったアクセ彼氏だが意外とよかった？ だが、長く使っているとやっぱりソレが出てくる……！？ ↓前回の投稿↓…

――人は死ねば蝶になる。 そんな言葉を、夜の星を見て、思い出した。 ＊＊＊ ２０１８年。春。 Y大学で連続自殺事件があった。 　 一人目。 藤田源次郎。大学清掃員。 自室の…

世にばら撒かれた女神の恩恵、それを手にするは幾万もの勇者達。 しかして真の勇者は只一人、その手に最愛たる「セイケン」を携え魔を払い、輝かしい栄光をもたらすであろう… 始まり…

「そうか、俺はとっくに終わっていたのか……」 老齢の格闘者は限界をさとった。 かつては武の極地とうたわれ「拳者（ケンジャ）の称号をもっていた彼だが、ソレももう昔の話ーー。 若…

　廃惑星ヴェスタンシェ。戦争によって、優れた文明が滅び去った惑星。その中心部イウェーリアには機械文明が栄えるが、辺境の地では蒸気機関車が走るのみ。 　かつての栄光はいずこ？　中央…

【もし、自分の好きなコンテンツが第３者によって侵略されたら……】(～6月3日まで) ・あらすじ 　その昔に人気となったコンテンツ『レッドダイバー』。その内容は時代を先取りしたよ…