「グルメ」を含む小説

「食」に関連した短編集です。ほっこりと優しい気持ちになれるような味や、懐かしさを込めて書いていけたらいいなと思っています。一話ずつ完結した話となっていますので、お好きなところから…

「すなあく」という字を壁に刻み亡くなった二人の老人、探偵、鳴鐘小五郎（なるがねこごろう）は事件を追ううちに芳醇な香りをさせるおぞましい怪物の存在を知っていく…。

　クリスマスイブの夜。 　幼なじみの圭太に告白された直後にフラれるという奇異な体験をした芽以(めい)。 「家の都合で、お前とは結婚できなくなった。 　だから、お前、俺の弟と結婚…

【2018年1月15日発売!!　書籍版大量試し読み公開中】 食べることが大好きなＯＬの葵は、仕事に励みながらも今日のランチと夜の晩酌に心躍らせる日々。 そんな彼女に、仕事ができ…

某所で開催された「ゲート企画」に投稿したもの。とにかくオリジナリティのみを狙って「ゲート」と「エルフ」と「ラーメン二郎」をミックスするという暴挙に及んだらそれなりに高評価をいただ…

旅行エッセイのように見えますが、 実際には、時刻表や観光案内、グルメサイトだけを見て 勝手に想像して書いています。 行ってないけど、観光した気分に浸りたいと思います。

表参道を歩いていた俺は突っ込んでくるトラックのヘッドライトを浴びた瞬間変なところに飛ばされた！右も左も言葉もわからない中で金髪碧眼の美女とごついおっさんに助けられ、連れてこられた…

天界のミスでコミュ障完全体に生まれついた主人公が、天界の計らいで脳内に現代のネットインフラ環境を持った状態で異世界に転移。 転移早々、金髪幼女と出会い保護者となって、第二の人生を…

恋をしてはいけない相手に恋をしてしまった時の、自分のキモチのオトシマエのつけ方。構わずに突き進むか、泣きながら身を引くか、それとも？ 二十歳以上年上の、ハンサムな喫茶店のマスター…

――ヤガミハルトは死んだ。 十八歳の少年ハルトが死んで転生したのは魔法がごく普通に使われる異世界。 剣の才能なんてない。魔法は当然使えない。チートスキルなんて便利なものはない！…

ワールドワイドなサクヤは、「三カ月旅に出ないとおかしくなる～」と叫びつつ、今日も新たな世界と美味しいものを求めて旅立つのだった。 今回は高校時代の同級生とベトナム、香港に向かい…

浅草で団子屋を営む耀司は、毎日同じ仕事をすることに飽きていた。そんな中、訪れた女性客を見て、団子を焼く気持ちに変化が出てくる。

これは和食系居酒屋・『白虎』を舞台に、女子大生アルバイト・関わかばと、時に珍妙時に真面目な仲間たちの送る日常系オムニバスストーリー。 明日から使える居酒屋の知識をはじめとして、…

Twitter300字ssという、ツイッター上で毎月開催されている掌編企画の参加作品ログです。 「匂い」「光」「お盆」など１単語のお題について、『ソレ』を表す風景写真のような掌…

広島のお好み焼き、あんた本当に知っとるん？ 肉玉そば？　いやいや、そんなもんで知った気になっとったら困るけぇ。 とある焼き鳥屋に今宵も集まる４人組。 オジサン上司、デキる先輩、…

　『紅茶』と言うと、どのようなモノを想像するでしょうか。茶葉？　ティーバッグ？　ペットボトルや紙パック？　意外と身近にあるものですが、それはどういう由来のモノか、あまりご存知ない…

近未来の中国で軍事クーデターに巻き込まれた傭兵は、密閉された機動兵器の操縦席で幻覚に出会う。無味乾燥の殺戮の果てに傭兵が辿り着く先とは……。

六月上旬のある金曜夕方。神戸在住の谷添隆太は就活帰りにマカロンそっくりなモンスターに遭遇する。愛用のビジネスバッグで叩いて退治した直後、摩耶と名乗る少女達からこのゲームからリアル…

　北の大地のとある山の山頂付近に建てられた学校「山頂高等学校」そこは常に雪が融けない厳しい環境下にある高校。中学時代だらしない生活をしていた事が理由で高校から徒歩一分程度の「アパ…

仏教界最強の坊主、玄奘三蔵は世界各地の妖怪を食べるために、もののついでとばかりに天竺にあるありがたい経典を取りにゆく旅に出た。 これは三蔵が、毎回どんな妖怪を喰っちゃうのかを綴っ…