「音 恋」を含む小説

土砂降りで前がろくに見えない。 ワイパーが効かないほどの殴り雨 つけていたオーディオのボリュームをミュートにし そっと雨の音を聞く 寂しい ふと心が誰かを求めた こんな雨の…

いつも拙作お読み頂きましてありがとうございます。 筆者の中で、突然裏稼業ブームがやって来まして・・・危ない男にドロドロに溺愛されるヒロインが描きたいなと。 痛いのも怖いのも苦手な…

18歳。成人を迎えた僕、小亀礼音はとある企画に応募した。 ずっと憧れ恋にも似た感情を抱いていた女性、七咲もなとの初体験を済ませて一生の思い出を手入れた僕。 しかし、クラスメイトで…

幼馴染みの創作女子・音豆さんに頼まれ、カメラ少年な鷹夜くんと愛読者な大将くんは三鷹に赴き、風の散歩道にあるという太宰治の石碑を探すが……。

運命？ 偶然？ 電車で。 会社の帰り道 貴方に よく会う

家が隣同士で同じ高校に通う千明と璃音。 これまでと変わらない日々を過ごしていたのだが、その日常が段々と変化していく。 ギフテッドの少年と幼馴染の物語。

嘘が見える女子高校生、相楽朱音。常に嘘まみれの世界を見てきて、嘘に飽きていた。彼女の目に映る人も世界もみんな、紅色で染まっていた。 しかしそんなある日、朱音の前に今までの常識を…

一話目の主人公、「北村つばき」から繋がる人間関係と四季をテーマにした恋のお話。 『ずっと続く幸せを』 つばきには幼少期からずっと仲が良い大切な幼馴染がいる。 彼女の名前は「坂本…

耳の聞こえない主人公。彼が初めて心から聞きたいと思った音はなんだったのだろうか。 雨が結んだ恋の話です。 主人公の耳が聞こえないという設定のため、手話を使って話しているイメージ…

「想像して。ここは教室ではない。貴方は今、広い砂浜に立っている。波音がして、綺麗なアクアブルーの海水が、脚に寄せては引く。冷たくて気持ちが良い。感じてみて……」 　しおんは放課…

死んでしまった少女と彼女に恋した高校男子の話。 勾玉から現れる少女、”穂香”。 ふわふわ浮かんで、僕のことを「ゆーくんゆーくん」と呼びながらついてくる女の子。 そんな彼女と、僕こ…

「お前のピアノなんて誰も聞いてねーんだよ！」 その一言で絶望していた 何度も諦めようと思った 彼の言うとおり、誰も見ていないんだ 「あんたのピアノ、あたしは聞いてたよ」 …

湿り気を帯びた風 しとしとと、雨が降る 春は過ぎた　残る花弁 いつもの通り道　バス停　青茂る紫陽花、蕾はもうすぐ 濡れた外套が揺れる 彼は言葉を交わさない雨音だけが確かで不思…

とある公立高校の廃部寸前の文化系部「電気音響研究部」通称「電音部」。 設立当初の意義を失って久しいここは、幽霊部員や暇つぶし部員の溜まり場と化していた。 今日も今日とて、無駄にハ…

　●あらすじです。ネタバレですので以下を読まれないことを推奨します。 　可愛がられっ子の男子高校生主人公、朱音公春(あかねきみはる)はいつも学園で不良少年マークを頭とする可愛が…

棗藤次は、司法修習生の同期谷原真嗣と暮らす、京都地方検察庁の名物検事。 笠原絢音は、統合失調症を患う、暗い過去を持つ薄幸の美女。 出会いは偶然のようで、必然だったのかもしれない。…

　——私は音に恋をした。 　——でも、恋の音とは、どんなものかわからない。 　結婚をしていない三十三歳の女、眞野しほり（まのしほり）。 　甘えたがりの性格から、元彼から「…

主人公である鈴木隼人は高校生である。 コミュ障な彼は周りの人上手く話ができず孤立していまう。 毎日をただ無のままに過ごす彼を見兼ねる大人気VTuberである彼の姉鈴木琴音。 彼の…

この物語は、普段小説を読まない方、切ない恋を経験された方、アイドルヲタクの方、そしておぢさん世代の方々にお届けしたい、ドラマ仕立ての読みやすいショートストーリーとなっています。 …

昔語りを始めましょう。これは笛を愛した少女と、それを愛おしんだ神霊の恋物語。 数えで１３になる少女笹は、幼いころからの笛好きで、毎日のように作っては吹いているため、両親や村人から…