「吹奏楽」を含む小説

ある日唐突に小路は同学年のイケメン爽やか系男子小西と知り合った。 スクールカーストの最下位にいる俺がなんで最上位にいる小西と？ その秘密は小路が入っている吹奏楽部に隠されてい…

　え？　話が"見えて"こない？　そうだね、さっきからわたしも先輩も主語は言ってないしね。ていうか、見えなくていい。普通の人には"見える"はずがないんだから。 「あれほど霊にこちら…

主人公は高校一年生の少女・天辺美園。 彼女の通う学校は「慈円多学園」。学校のモットーは「女子たるもの、野獣であれ！」 全女性の地位向上と生活安定のため、日夜「肉食系女子」を育成…

南高等学校・同中等部の管弦楽部のトロンボーンパート。 中等部2年Ｂ組の教室を借りて、 今日も真面目にパート練習をしているはずだが・・・。 犬塚夏樹（いぬづかなつき）高１、 越智…

今までこれといったこともない人生で、 ぼーっと生きてきた 男子高校生の渉は、 以前から興味を持っていた 吹奏楽を高校から始めることにした。 そこで一つ上の光先輩と出会い、 渉の人…

中編「愛の共鳴」の中で描かなかった「３人」の記憶の２つの断片。 愛美は祈里が一人で演奏していたあるＴＶアニメーションのテーマ曲に心を奪われ、 悠二は祈里からある楽譜を渡され、後に…

田城美由紀、中学二年生。 学校一の美少女と噂され、その上学業優秀・名門吹奏楽部ではフルートの名手。 周囲からは完全無欠に思われている彼女がたったひとつ苦手とするもの、それは自身の…

泉代高校(せんだいこうこう)に今年入学した花咲 さな。中学の時に逃した全国大会の会場に行くため、金賞常連の泉代高校の吹奏楽部に入る。が、金賞常連なのは「県大会」の金賞であった。何…

（読切中編小説） 　皆本悠二と、平愛美と天本祈里（あまもといのり）は同じ吹奏楽部の２年生として全国大会の一つ手前の大会出場を決めていた。そんな「３人」が合宿帰りのバスで大事故に巻…

音楽室で、友だちが腕を切っていた。 ――痛いくらいに暑い、中学最後の夏、必死になって、フルートを吹く。一緒に吹いていられれば、理由なんて必要なかった。 ＊第二回氷室冴子青春文学…

高校2年生のアイリは、ある夜、帰り道で小さなバクを拾う。自らを宇宙から来た戦闘機パイロットと名乗るバクはこの世界で、夢ならぬ悲しみを食べるミッションを帯びていると言う。夢か現実か…

僕は平穏な日常を希望してやまない高校生だけれど、現実はそうもいかないらしい。すべての原因は青葉奏―僕の師匠であり、友人であり、先輩でもあるきれいなお姉さんだ。 吹奏楽部をめぐる…

編集Kコンテストに出しています(ｏ･∇･ｏ) 湖原雪作（こはら　ゆきさく）くんという中学三年生の男の子がおりました。 勉強苦手・運動能力並レベル・身長は男子平均よりちょい下とい…

揺れる二つ結びのお下げ髪に活発な性格。背も胸も小さめの吉川花音と肩までの黒髪に黒縁眼鏡、背も胸も大きめの濱秋沙奈。 どちらも吹奏楽部所属の中学二年生で入学以来の親友。ネットの向こ…

中高一貫男子中学校に通っていた三井隼人だったが、高校は共学の公立高校に進学。むさかった中学時代を省みて華のある高校時代を送ることを決意。女子との関わりを持ちやすい吹奏楽部へ入部す…

音楽室で、友だちが腕を切っていた。 殺したい。息苦しい現実の中でフルートを吹きながら、二人は共に願った。 現に秘せられた、幻覚のような傷と音色の青春。中学三年生の夏。 ＊一般的に…

吹奏楽部に高専から入った主人公に後輩ができた。しかし、その後輩は中学から吹奏楽部で活動している、「経験者」という色々とハイスペックな後輩だった。 ハイスペックな後輩と素人同然の先…

思いがけない奇跡のような出会いの事を『邂逅(かいこう)』と呼ぶらしい。 あの時、何の前触れもなく私が『その存在』と出会い、共に音を奏でた事は、まさにそんな言葉通りの状況だったのか…

年頃の乙女、田口結奈。彼女は同じ部に属する、一つ上の先輩、川田悠平に対し、片想いを抱いていた。しかし、フラれるのが怖くて告白できずにいた。 その彼と、別れる日がやって来た。中華料…