二人の展開が進むイベントがピンポイントで描かれていて、えっもう季節が変わっちゃうの?という気分になった。しかし、読み終わってみるとだらだらとしたストーリーにならず、とても締まりのある展開になったと思う。それが余計にキャラクターを引き立てていたと感じた。キャラクターに魅力を感じてしまうと、何でもない日常のちょっとしたシーンも欲しくなるなぁとわがままなことを感じてしまった。
ふたり音楽部を結成したかえでちゃんと奏汰君。そこからたくさんの友達との出会い、ちょっとしたすれ違い、青春における様々な思い出を重ねていきます。いつしかお互いに恋心が芽生え、二人は惹かれ合っていき…。見ているだけで甘酸っぱくなる恋愛物語、とても素晴らしかったです!話も長くなくて読みやすいので、気になった方は一度読んでみてください。きっとこころがキュン💕となるはずです(* >ω<)
進路に悩んでいた篠崎かえではある日、昔離ればなれになった幼馴染の瀬戸口奏汰と再会する。そんな彼と結成した音楽部が、かえでの日常を鮮やかに彩り、満たしていく。青春の全てが詰まった秀作です!一生懸命に悩んで、足掻いて。前に進もうと努力しては、喜んだり、悔やんだりして。仲間と支え合って、時にはすれ違って。そしてまた、笑い合って、前を見据えて――。ここだけでは表し切れない「青い春」が、物語に詰まっています。ふたりが彩った世界に触れながら、ぜひ一度、読んでみてくださいっ!
青春の甘酸っぱさがひしひしと感じられる作品です!一気読みしてしまいました。