「冬 短編」を含む小説

人嫌いの天使は、ある冬の日、船香(ふねか)という少女と出会う―― ＊「カクヨム公式自主企画『百合小説』(文芸百合部門)」に寄せて書いた作品です。

児童文学って何だろうなと思いながら書きました。わかりませんでした。なにとぞ

〈コンテスト用あらすじ〉 　鞍部止利（くらつくりのとり）の伝承を下敷きに。架空飛鳥昔語り。 　第１話はトリの祖父、渡来人、達等（たっと）の話。 　第２話からはトリの父母の話。 …

三年前に遠く離れてしまった二人。 これは冬のある日、二人にとって特別な日、三年ぶりにまた顔を合わせられる日の話。 時間が経って変わっていくものと、どれだけ時間が経っても変わら…

僕は、一言で言ってしまうなら、感情を言葉にするのが苦手だ。 自分の言葉で、誰かを傷つけたり、そのせいで誰かに嫌われたりするのが怖かった。 死にたいわけじゃない。ただ、ありふれた環…

　糸間冬之は幼馴染、壬達胡絃の目から見ても変な奴である。いつもヘラヘラしており、お世辞にも真面目とは言い難い性格。自由奔走で空気は読まないし、言いたいことはその場でズバズバ言う。…

【全６話】【短編】【カクヨムオンリー】 〈あらすじ〉 　とある冬の夜の帰り道。 　『葉隠 紅』（はがくれ　くれな）は社会に疲れ、脱サラした。 　しかし、怪我をした男子高校生『柊…

春は、桜の木の下で。 夏は、海の波に運ばれて。 秋は、月の光に照らされて。 冬は、音も色も覆い隠した雪の中で。 四季おりおりの風景を基に、四つの短編を書いてみました。 ※投げ…

春夏秋冬、季節は巡る。いつも通り、当たり前の日常。 ふと、小さな声に耳を澄ませてみれば、世界の見方が変わります。 ほのぼのだったり、ほんの少しホラーだったりの一話完結短編集で…

カクヨム公式自主企画「百合小説」用作品　 全四話構成です。 【あらすじ】 「だからね、私は信じたい。この綾音と一緒にいる時間を」 　私――岬心音は永遠を信じる。 　――永遠…

女子大生が殺された

都会の路地裏。美人オーナーが営む美容室がある。ここで働く個性派揃いのスタッフ達は、実はみんな幽霊だった。楽しい事が大好きな彼女達がお客から頂くお代は、娯楽の提供。 今までも美と勇…

夏に飲むマックスコーヒーも美味いのでふと思い立ち、再掲というものをしてみんとするなり。 2022/5/22、同人誌版INS-MAGAZINEvol.6に収録させて頂いています。…

いじめられっ子の「僕」は、誰も使わない公衆電話に逃げ込んでは、今日一日どんな目にあったかを記録している。もちろん僕をいじめてくるやつらを、いつか訴えてやるために！ ノートは見つか…

金石水月様主催　「雪の思い出」がテーマの短編小説（5000字以内）書いてみませんか？　参加作品。 小学校５年生の冬。スキー合宿でコースアウトした私を助けに来てくれたのは転校生―…

「私にとって仕事は娯楽みたいなものだから」と姉はよく言っていたものだった。僕を含めて家族はみんなその言葉に騙されていた。受話器越しから聞こえる姉の声はいつも明るかったから、姉が精…

寒い冬のある日、駅の待合所で列車を待っていると、隣りに座っていた男の鼻からトカゲが顔を出しているのが見えた――。

ある冬の夜、修平と拓は車で出かけた。赤い満月が浮かぶ夜だった。 修平は走る男を見付ける。しかし拓にはその男が見えない。 その日から修平は、夢を見るようになった。 ＊実話を元にし…

　宮原 桃は中学2年生。 　ある日の授業中、体が光ったかと思うと突然異世界へ転移した。 　転移先は魔法学校。なんと彼らは召喚術の授業中、誤って異世界の人間を呼び寄せてしまったの…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト「児童向け恋愛小説（溺愛）」部門応募作 短編あらすじ 平塚蜜香は小学六年生兼子役の女の子。 子ども向け番組『ファインスマイルプロジェク…