「あの世」を含む小説

生涯を終えた猫のテツは天国にきたと思いきや、あの世とこの世の狭間である黄泉街に通じる浜辺にいた。写真館の店主９尾狐人のツムギに、うちの従業員だと言われたテツは、人外や幽霊、物の怪…

古今東西、あの世とこの世と異世界、天上天下にやおよろずの神々が織りなすホットな話題を短いニュースにまとめてご提供いたします。 不定期ですが更新しますのでぜひブクマしてください！

神の死んだ世界のあの世、通称イル・ディーヴから白蛆と名乗る女性によって連れ出されたヴィズ・エラル。その少女の現在を知りたくありませんか？ 【時系列】 イル・ディーヴ 　↓　↓　…

　海外生活していた誠が、高校生に入学するのを切っ掛けに、幼い頃から体の弱い楓という幼馴染の女の子と再会するために、一人で日本へ帰って来ていた。ところが入学式の当日、列車事故に遭遇…

気がつけば森の丘に立っていた しゃべるカエルに 森の化け物 ここが普通の世界じゃないことがすぐにわかった 〈捨てられた町〉 それが迷い混んだ町の名だ…

本ばかり読んでいて目が悪く、収まりの悪い赤毛をいつも揺らしていることから、『ボサボサ赤毛の眼鏡姫』と呼ばれている貴族のお嬢様アリス。 化け物と蔑まれ、愛を知らずに育ち、いつしか…

「愛は時を越えたとしても、強い思いさえあれば途切れる事はない」 　ほんの少し昔、神の悪戯で幼くして命を落とした2人の少年少女がかつていた。しかし、彼らは見ず知らずの人間を救える…

　賽の河原、そこは冥土に行く途中にある三途の川の河原で、親より先に死んだ子供はここで親を供養するために塔を建てる。しかし、塔を建てる途中で何度も何度も鬼に塔を崩されるのだという。…

　霊感を持ち、あの世のことと、この世のことが同時進行している日々の、おかしな日記。 　もっと、簡潔に日々の記録を残しておきたいという、非常に私的なエッセイです。 　第三弾、20…

気付くと“僕”はこの島にいた。海に囲まれた牢獄。今生で役目を終えた命が次の始まりを待つ場所。 島の中心に聳え立つ時計塔の針は、僕がここに来た時からずっと零時一分を指し続けていた。…

　薄暗い夕暮れ時。 　あなたは鬱蒼とした山道を彷徨っています。そこで1人の少女と出会いました。少女は艶やかな朝顔の浴衣を着て、そして顔には不気味な能面を被っておりました。 　なん…

あの世とこの世の境目とされる三途の川。その川の両岸をむすぶ連絡船、三途フェリーは、翌日の三途大橋線開業に伴い、本日限りで廃止となる。小さな渡し船から始まった歴史ある三途連絡船の最…

死後の世界では真実が見える。その人の人生、その人の生い立ち。ちょっとの判断から分岐点まで全てを纏めた本を売る店があった。 あの時、あの人はどう思っていたのか… 全てを知ろうとする…

生きることに疲れてしまったから。 これ以上生きていても、意味がないと思ったから。 そんなありふれて、ちっぽけで、とてつもなく重大な理由で自殺した少年たちが、天国と地獄の狭間で希望…

不慮の事故でこの世を去った針村孝士。しかし彼はあの世で出会った悪魔と契約を交わし、幽限會社・霊界データバンクに就職して生き返った。現世の浮かばれない幽霊たちを調査、管理する霊界デ…

【あらすじ】 　ここは、この世とあの世を繋ぐ神様の為の旅館——『彼岸屋』 　新宿の奥に存在する”神宿”に古くから八百万の神々に愛されてきた老舗旅館である。 　彼岸屋を担うは若き…

TRPGシナリオでは無く、ルールブックを参考にして作ったホラー小説です。 「開かずの間のオカルト部の部室には放課後、女子生徒の幽霊が現れる。その幽霊はとても美人で男を誘惑し、…

　 主人公である彼は、ストーカーであり、親友でもある人物に殺されることで、人生という彼にとっては、苦行以外の何物でもないものから解放されたはずだった。しかし、気づいた時には、もう…

海で溺れた高校生のユタカは、目が覚めると海の上に建つ図書館にいた。 不思議な司書の司空摘星(しくうてきせい)に、「死んでますよ！」と率直に言われたユタカは、誘われるまま、あの世の…

山藤秋は電話ボックスがあの世につながっていると知らなかった。 気がつくとこの世では死にあの世で転生していた。 名前は変わらず秋だし、顔も変わらない。でも、生きていく場所はあの世だ…