「夏」を含む小説

夏の終わり、主人公の縁野は自殺を図ったところを不思議な少女、「ミキ」に救われた。ミキは縁野に相談相手になると提案、ミキに不思議な魅力を感じた縁野はその提案に乗ることにー 不定期…

ー綺麗な花火…… 全てはこの言葉から始まった。その一方で、終わりの見えない夏という季節は終わろうとしている。 これはそんな恥の多い夏を送った男女の日常と未来のお話。 遊ぶ気力…

　ごく普通の高校生・江口克実は、夏休みの期間だけ近所の大学の民俗学の教授・黒澤の元でアルバイトをすることになった。 　黒澤は大学の資料室棟に住み込み、その怪しい風貌から『怪人』…

失恋で傷ついたひなたは、フリーマーケットで不思議な懐中時計を見つける。その時計には、幸運をもたらすと言われる伝説のシロフクロウが棲んでいた。彼女はそのシロフクロウにシークと名付け…

8月いっぱい日記を書きます。 日々の記録です。何卒。

通信制大学に通っている日茉は、ネットで知り合った、同じ大学でありながらも初対面の四人と一緒に、海辺に花火をしに来ていた。花火に苦手意識があった日茉だったが、みんなと遊んでいるうち…

剣と魔法の異世界×自衛隊×スパイ活動！　魔法が支配する世界に、情報と謀略、そして現代兵器で戦いを挑む自衛隊の活躍を描く。 「艦長より達する。この艦は、異世界に流れ着いたと推測さ…

　主人公のぼくは、中学教諭の父をもつ大学生。幼いころから父親の教育方針で、先端技術を使用しない伝統的な野球をプレーしてきた。 　大学生になり、恋人ができ付き合い始めた折、学校教育…

　人類がなんの前触れもなく滅んでしまった朝、夏めぐみは人類の生き残りとなった。死体の転がるなか、通っていた高校へ登校すると、教室にはもうひとり生き残りの女生徒が。 　石黒姫子。彼…

夜中にコンビニにアイスを買いに行くと、その道すがらに見慣れぬ赤ちょうちんを下げた屋台が。 覗いてみるとそこはおでん屋ではなく、アイスクリーム屋だった！？

　８度も慰霊祭を行ったにも関わらず、廃校から現れる子供達の霊を鎮めることができなかった。 　神通師・飛鳥孔音は、子供達の霊を成仏させる依頼を受けるが、度重なる慰霊に読まれた経文に…

主人公の『私』は自分の部活の大会が終わると、運動部の最後の夏にかりだされる。器用貧乏なのでそこそこは出来てしまい、県大会までは行くけどというところで終わる。ソフトボールの練習終わ…

元禄十六年の夏、亡き父の無念を晴らすため、高村平太郎は仇敵、赤林半兵衛を捜し続けていた。しかしその行方はいまだ知れず、先の見えない孤独と貧しさのなかで、彼の心身は次第に疲弊しつつ…

いやぁほんとわからないね。 あいつが俺に何も言わずにいなくなるわけないんだよ。 あいつの葬式の翌日、俺は幽霊犬が見えるようになった。

祖母の家へ帰省したある夏の日、私たち姉妹は集落の子どもたちと裏山に遊びに入った。 その山で見た白い靄がかったモノ。 あれは、本当に神様なのか–––

「……やっと見つけたぞ。我が花嫁」 頬に火傷の跡がある梅玲は、ある夏の日、黒竜王にそう告げられて囚われた。 そうして始まった甘い生活に戸惑いながら、「冒険者になりたい」という子ど…

「うまっ！うますぎる！」　　 　俺はクーラーの効いた店内でひたすら牛丼を掻き込んでいた。 　もう9月も半ばだってのに夏みたいに暑いからな。しかもアプリのクーポンで温玉一つを無…

毎年この日になると、返せない手紙を開く。 小説大好きVTuber 天野蒼空さん(Twitter：@sora_senden_777)の主催する「第９回空色杯」応募作です。（空色…