夏の最後の1ページを刻もうと思い出作りに奔走するふたりの男女の関係を、それと表する描写がないにもかかわらずありありと想像できる愉快な会話劇に魅せられた。恋人なのかきょうだいなのか夫婦なのかそれはわからないけれど、すごく良い関係であるふたりに幸あれ。