「日常(?)」を含む小説

実体験を基にして書いたものです。 何年も前のことなので記憶があやふやなのは許してください。

築40年以上の中古の家に住んでいた時のお話です。 仲良しの幼馴染みが飼い始めた犬を二匹連れて遊びに来ました。 しばらくすると犬に異変が……！

「ぼくはしののそばにいるよ」 身体の弱い幼馴染・月城志乃を支えると、幼い頃密かに誓った少年・陽向賢一。けれど彼女はそれだけではちょっぴり不満なようで。 一癖あるお互いに振り回…

・お盆で帰省した時の話 ・頭を強く打った話 ・ある城で起きた不思議な話

あまりに生意気な口を利く孫に堪忍袋の尾が切れた。

海面上昇により沈みゆく島に住む男と女のお話。 第七回こむら川小説大賞参加作品です。

「幻想的な二人が現実について語る、という意味で現代ファンタジーよ」 「うん、まあ…ウソではないな。一応」

　これはきっと、読む人にとっては他愛のない、退屈なお話に思えてしまうかもしれません。けれど私――シャーレ・クロイスにとって大切で、暖かくて、優しい、何よりもかけがえのない兄さんと…

平凡な日常の中に、時として不思議な出来事が潜んでいる。 小学6年生の智也、美咲、颯、香織、太郎、個性豊かな5人が「怪異解明団」を結成し、都市伝説や怪談の謎に立ち向かう！ 不可思議…

力を使う必要がない人々の協力によって安心できる社会は作られていた。 しかし、その現実にたえられない人間達を必要悪としてみなす社会全体と理不尽な権力者によってある一定の条件を満た…

両親の再婚で同じ家に住むことになった同い年のふたり、心春と早翔。 姉・心春は自室の本棚に、レトルトカレーをひと箱、祭壇のように祀っている。 「なんで？　食べないの？」早翔の疑問に…

夏休みの半ば、僕は友人と待ち合わせるため駅のホームにいた。 そこでクラスメイトの笹目木塔子が線路落ちていくのを見かけてついとっさに手を伸ばし、一緒に轢かれてしまう。 気がついたら…

頭が固いと言う自覚は不本意ながらある。 だけれどそのせいでたまに、酷く世の中が面倒臭く馬鹿らしいと感じる。 （昼休みの少年と少年。音楽と唐揚げ、終末と日常）

高校3年生の森 時貞(モリ トキサダ)は、異能を持たない17歳の青年である。時貞が暮らす世界では、「異獣」と呼ばれる恐ろしい化け物が存在し、それを討伐するために異能を持つ者たちが…

どこにでもいる平凡な高校生である俺。これからも平和で退屈な日常が死ぬまで続いていくのだろうと考えていた。 そんな俺に今までの日常にはなかったことが起きた。ある日、靴箱の中に一通の…

ケモミミなご主人様と人間の女の子が繰り広げる少しだけ甘い日常を綴った短編集です。 料理を二人で一緒に食べる。 ただそれだけの何でもない日々。 一話完結。 どこから読んでもらっ…

陽キャ同士がの思い付きで、唐突に始まった、陰キャと陽キャを差別する制度、スクールカースト。 オタクは問答無用に4軍にされ、主人公の松原正義も、アニメ好きと、幼なじみ、松宮菜摘の存…

新しい環境にも慣れ、友人にも恵まれ、日々を楽しく過ごす高校一年生・木村太平は、中間試験が終わってすぐの日、クラスメイトの神辺美玖がらしくない鬱憤晴らしに走る場面を目撃した。「なに…

遠い未来の話。 世界に取り残されたたった一人の人間と、あるものを探し求めて星にやってきた異界の生物の出会いの瞬間を書いた、ただの日常の一コマ ※この物語は法律・法令に反する行…