「王女」を含む小説

　クォーリスティリア王国第一王女ヴィヴィは、２歳年上の兄リルヴィを心の底から敬愛している。 　度の過ぎた愛情を胸に秘めもせず、オープンに日々を過ごしている彼女はある日気付いた。婚…

敵国の王子とその駒である我が国の王女、そして7人の賞金稼ぎに追い詰められ、崖から突き落とされた王妃。 叩き付けられた感覚は覚えている。でも、目が覚めたら、周りは海原でも魚の腹の中…

ミユ・カジマ・ファリーノス、ウルカトス王国の王女である。 我々の世界でもっとも有名な英雄譚をこちらの世界のために書き記そうと思う。 異世界の王女ゆえパソコンなるものに不慣れであり…

　かつて惑星アヴァロンには召喚師がいた。 　星の数ほどいた。 　己の召喚師と共に世界の歴史を塗り替えた勇者は、総勢１５０億人、これはさすがに召喚しすぎた。 　とある魔王が攘夷思想…

大阪夏の陣。 徳川家康本陣に迫った真田幸村は、打ち倒され己の死を悟った。 だが幸村は死んでいなかった。 何故か幸村が目を覚ましたのは、剣と魔法の異世界。 そこで出会ったのは、美…

自ホームページに掲載してある小説です。 昔に書いたものです。 http://gineiroku.web.fc2.com/sakuhin/chouritushi/shia-no-c…

アメレイの国の東側の丘には一年中、花を咲かせる桜の木があった。アメレイ国民達は決してこの丘に近付こうとしなかった。 この丘には真っ白な髪、血のような紅の瞳を持った人喰いの鬼が住む…

――『黄昏の果てのエッダ』―― 大災害により、かつて繁栄した大地を失い、人類はプラズマの蔓延する暗雲、クラウドの上に作り上げた偽りの地――人口浮遊大陸アークに移住して三百年あま…

　士官学校で一度として勝利を挙げることの出来なかった落ちこぼれの騎士リオン＝クローゼは、ある欠陥を持つ一人の王女アリス＝エーゼルクと出会い恋に落ちる。 　最弱の少年とかつて欠けて…

　昔々、あるところに夜の国がありました。 　そこには草木も人も獣もなく、ただ闇とぼんやりと輝く光だけがありました。 　そこはとても寂しい王国でした。 　やがて寂しすぎた王国は、…

あるところに美しい国がありました。その美しい国には、美しい王女様がいました。王女様と結婚しようと、貴族たちや他国の王子様たちが大勢お城につめかけるのでした。

メデリック王国で次の王を決める選挙が始まった。 候補者の中で唯一の王女であるアレクシアは、内偵としてきて近づいてきた投票権を持つ貴族の青年ギデオンを取り込もうと試みる。 しかし奥…

３００以上の国が覇権を争う戦乱の大陸・エルサリカ。 そこでの戦いには魔術が使われています。 魔術の触媒には魔石ではなく、カードゲームのカードを用いています。 どんなカードをチョ…

夜刀組四代目組長の息子、夜刀宿儺（やとすくな）は異国の地でその命を失い掛ける。だが彼に救いの手を伸ばす者が居た。 怪我で植物状態となった父王を助ける為にソーマ王国第一王女が異世界…

―グラン大陸に悪しき風が吹き抜ける時、天より七つの星が降り立ち、断ち切らん。 英雄譚として語られる最強の武装集団『七星』。 その七星にあこがれ、城を飛び出した挙句、放浪の旅に追い…

元SAS(特殊空挺部隊)隊員の、イマカワ・タクル 彼は軍を辞めた後、大学で研究漬けの日々を送るが、ある日友人から面白い話を聞かされる。イギリスに、「地獄の門」が出現したと。 タ…

異世界ラヴィーンで魔導器狩人を生業とする「瑞原鞘」と剣精「カタナ」はある日、ミヴロウ国の王女ユイ姫から、キノコ狩りに誘われる。 松茸が味わえると喜んでやってきた鞘だったが、何故か…

魔導狩人シリーズ第３弾。異世界ラヴィーンで魔導器狩人を生業とする少年「瑞原鞘」と剣精「カタナ」はある日、ミヴロウ国の王女ユイ姫の依頼で、奇怪な墜死事件の調査を引き受ける。しかし事…

さいらは人間と精霊が共に暮らす国の第一王女である。18歳になり、隣国との平和条約のため、嫁入りすることに―――。しかし、その隣国との戦争が始まった。後に裏切り戦火と呼ばれるように…

祖国を滅ぼされた幼い王女は敵国の冷酷な美しい王妃により、ある条件と引き換えに命を救われる。それは王妃の息子の狂暴な皇子を躾けるため、ライバルたる完璧な皇子を演じる事だった。腹違い…