「#言葉」を含む小説

ヒトミは物心ついたときから分厚いめがねをかけさせられていた。 「めがねがないと見えないんだから」 母に何度もいわれてそういうものかと諦めていた。そんなヒトミにも恋人ができ、とうと…

KAC！　もう全然追い付いてません。書くだけ書く。 ささくれできると親不孝、みたいな言葉を聞いたことがあるので、そういう話です。 拙作『徒花を喰らう』の登場人物、宍戸クサリと鹿…

アレックス・アレキサンダー、銀河帝国の新米パイロットが着任したのは銀河の辺境の惑星に進駐している老朽艦アナベル・リー号だった。そんなアナベル・リー号にある日、うつくしい花の枝が添…

KAC2024第七回お題『色』参加作品。 深夜、色欲に身をゆだね目を覚ます女神官。 部屋を覆いつくす淫靡な気配に、夢魔の存在を感じ取る。 始まる、聖職者対淫魔の戦い。 言葉巧みに…

彼は忘れられない靴を思い出す。 この六十年磨いてきて、言葉を持たない人のことを。

色いろ色々いろいろイロイロ…… KAC2024 7回目参加作品 お題:色

本当に、ドアを開けると異世界だった。 なんとなく言葉もわかるし、魔法も使える。 だが、こちらでは人間関係命がけ。 そんな生活の中、人の心がある程度、色で見える能力が生えた。

今はもう無い、とある地方にあった死者の声を聞く風習に纏わるエピソード

KAC20447、お題【色】をテーマにしたお話です。 主人公はボク。まだ、愛とか恋とかよくわからなくて、どう接したら良いのかもわからない。 そんな、ボクに刺さった小さな棘のお話で…

共感覚を持つ女の子たちの話 【 ご注意 】 ※『KAC2024 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024～』参加作品 第7回お題：色 ※百合風味注意 Star…

齋藤 裕也 あらゆることをそつなくこなせるにも関わらず、自堕落な生活を送っている大学生 山内 真奈 コンカフェでバイトする大学生。裕也と付き合っている 齋藤 麻妃 …

突如として他人が話す言葉が色で見えるようになった冴子。その力のせいで人間不信に陥るが…… KAC2022参加作品「神なる日記」の続編です。

　色覚異常。色覚多様性。 　オレが幼い頃は、まだ色盲って言葉が主流だった。 　普通の人には見えている色が捉えられない、網膜にある錐体の異常。あるいは脳の障害。

　式に向かう花嫁、マリアンヌは決意を固めていた。彼女は政略で花嫁となる今日この日までドレスを自製し続けた。自らのウェディングドレスで装飾した彼女をみた夫の反応に対しマリアンヌが見…

この物語は花言葉の杜シリーズの３作目で以前のシリーズに緩くつながっています。 前作に出てきたカップルから繋がってバトンタッチしながら進むシリーズです。 この３作目で一応の締めとな…

「バカとは関わるな」なんて言葉を良く見かけます。 では、否応なく関わらなければならない環境にいる場合はどうすればいいのかと投げかけると決まって「できるだけ距離を置こう」や「上手に…

流れる夜景を ぼーっと見ながら とめどなくあふれた 言葉を ただなんとなく 書く ところ ※ふていきこーしん

　あやかしを討伐して暮らす生業をしている少女、静麗は師匠泰然（タイラン）より命令を受ける。 　結界を張っていたはずの後宮で、女官が一人あやかしに殺された。たった一つ侵入する術があ…

手紙を渡したルイカは数日後ヨリトから連絡をもらい、 ヨリトと喫茶店で待ち合わせする。 約束の日、ルイカは待ち合わせの３０分前に喫茶店に着き、 ヨリトがくるまでの間緊張し続けている…