「記録 人間」を含む小説

私の名はクォ＝ヨ＝ムイ。人間共が言ういわゆる＜神＞、いや、どちらかと言うと＜邪神＞か。 しかし、どうやら私は、敵対する何者かによってGへと変えられ、謎の洋館でサバイバルを行う羽…

曾祖父の7回忌。法事の為に、田舎へ出向いた私に、祖母が何冊かの帳面を渡してきた。それは、かつて中国で戦い、日本へ帰ってきた曽祖父の日記であった…

魔王を討ち果たした伝説の勇者一行。 そこに何故か紛れ込んでいた一般人アシュライ・イッサ。 力も頭脳も目立った功績もなく、おまけ扱いされるのが常であった。 存在を無視されるのはいい…

「名は体を表すという言葉を考えたやつは絶対に許さない」 高校生『万丈波乱』は異世界に呼び出された。 そしてその5分後には放逐された。異世界記録更新である。 だがそんなことで彼は…

炎上を消火する炎上消防隊。 しかし、隊長の悲劇を機に新人は隊を離れてしまう。 そんなとき、最大規模の炎上事件が発生して……！？ ↓前回の投稿↓ 『人間出荷工場のロボットレギ…

　皮肉にも、人類を統べる人工知能——イヴ・マリアージュがこの世に君臨したのは、五月十日の母の日だった。 　人々が常に進化と変革を追い求め、叡智の結晶である科学と技術に全霊を賭し、…

【第一話～最終話までのあらすじ　※ネタバレあり】 神之川大学の三年生である、イラストが趣味の主人公「弥生冬葵（やよいふゆき）」に突然告白してきたのは、正体不明のヒロイン「賀茂海…

北山高校に入学して、偶然同じ学校に集まった個性的な生徒たち。 同好会を通じて新しい人間関係を作り、過去に残してきてしまったものを解決する学園物です。 コメディありシリアスありの展…

　遥か未来、「電脳」と呼ばれる、人間の手を介さずとも真の意味で学習し、自らの四肢や別個体を生産し、人類にとってより良い世界を自動的に作り上げるコンピュータ群が、“統治システム”と…

KAC2020 第4回応募作品です。 近未来、とある大戦により人に寄生し繁殖する植物の“種”がばらまかれ、世界人口は3分の1にまで減少した。 生き残った人類はその植物に耐性を持…

　祭り事とは神仏や祖霊に供物などを奉じ捧げる儀式のことである。捧げられるものの中には苦痛や痛み苦しみ、時に純真無垢な命を捧げることもある。古来人間は飢饉や水害などを神の怒りとして…

砂漠の中の巨大監獄から仮釈放された、完全情報化社会の犯罪者、エドワードは、仲間のニールに誘われて、情報犯罪の世界に戻る。 仮釈放中では禁止されている、様々な情報コンテンツを思考や…

主人公は世界と人間を嫌う機械、一つの記録を知り、亡くなった記録者について調べ始めるが、思った通りにはいかない。

最悪の物質に汚染され 誰もが理解する絶望の中 人はそれでも生きるしかない 例え助けが来なくとも 滅亡から逃れられないとしても 最後まで足掻く人間の記録 原案「夕日と共に靡く風」…

魂を喰らう理性無き化け物｢餓鬼(ガキ)｣と喰われる側の｢人間(ヒト)｣、そして餓鬼の元となる｢妖怪(ヨウカイ)｣の三種族が入り混じる日本。 どこからともなく夕暮れ時に湧き出て魂を…

　遥か昔、万象には《物の怪》が棲んでいた。人里の側に物の怪は息衝き、暮らしのかたわらに顕れ、時に愛され、時に畏れられた。されどもいつからか、物の怪はひとの側から姿を晦ませてしまい…

江戸時代。この時代には多くの妖怪が存在したと記録が残されている。妖怪は人間に害を及ぼすなどして恐れられていた。しかし、伝説こそは残されたものの妖怪が存在すると信じる者は減った。妖…

砂漠の国で生まれ育ったジ・リーは、些細な罪で牢獄に繋がれるが、そこを脱出し、海を越えた。 海を越えた先では、人間は神代の時代の流れを組む悪魔たちの攻勢によって、存亡の危機に立たさ…

「どこに複製されたかわからないデータでも、宇佐美さんなら確実に全部消せますよね。これも何かのご縁かな、と」 「お受けしたいのは山々なんですが、彼女、基本的に人間は食べないので……

人間と魔物が共存する世界。その黎明期に、ある日を境に関係に亀裂が入ってしまった…。 時は現代。人間と魔物の中にも平和を願う者たちがいた。 主人公、ディル・ケッパーは、平和サミット…