概要
国破れて山河あり。夢の果てはなお遠く…
曾祖父の7回忌。法事の為に、田舎へ出向いた私に、祖母が何冊かの帳面を渡してきた。それは、かつて中国で戦い、日本へ帰ってきた曽祖父の日記であった…
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- ★★★ Excellent!!!曽祖父の日記で語られる「あること」への、想いとは……。
語られるのは、曽祖父の日記。
8月15日と聞いて、何人の人が「終戦の日」と言えるでしょうか。
第二次世界大戦の終結、歴史をなぞることくらいしかできない私たちはこの時代に生まれて本当によかったと、心の底から思えます。
戦争の残酷で悲惨な光景、今では聞くことすらない飢餓、希望を絶望に変え、歴史を語るうえでは欠かせないものです。
知っているようで、知らない。
例え知ることはできても、経験することはあってはならない。
そんな心響く日記に、考えさせられました。
もう一度、人間の戦争から終戦までについての歴史を一から学びたいと感じました。