大往生したら幕末のお姫様になりました。 緒方 敬
大正から令和まで百歳を超えて大往生したわしは、幕末っぽい世界の姫になっていた。前世は軍人・化学工学技士。女性が生き難い時代を改変する為、前世知識を総動員。
稀に見るじじいなヒロインが征く。
ナンパン様から表紙絵頂きました。
https://pbs.twimg.com/media/EU6ujSuUMAEECLl?format=jpg
宜しければこちらもご覧下さい。
「天廻の媛」https://kakuyomu.jp/works/16816927859364331670
※作者からのお願い※
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※ご注意
・この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。また反社会団体の美化を行うものではありません。
・書かれている内容を実際に行わないで下さい。実行した結果についてはいかなる事態が発生しようと、筆者は一切の責任を免除されているものと宣言します。
・藩士、藩邸、建白など、敢えて明治以降の用語を台詞で使っている箇所があります。
―――
公開ミス修正・休止などの情報は近況ノートにて。
細かい誤字脱字・用語の間違いなどは、発見次第随時無報告で直しています。…続きを読む
目次
連載中 全336話
更新
- 第一部
- 一炊の夢
- 第一章 お手付きの子
- わしの身分
- 細き縁
- やっとう始めました
- 金打
- 黒船が来た
- これがテンプレか
- 春風殿
- 厄介ごと
- 拾いモノ
- 名はまさのぶ
- 我が家臣
- 第二章 敵は妖怪
- 落ち着きなさい
- 我に勝算あり
- 黒船を打ち払え
- 貰った褒美
- 望んだ褒美
- マキョウ
- 出発の朝
- 泣く子が地頭
- リスケ
- 寄り道
- 約束の地
- 襲撃者
- 小瀬川の訣別1
- 小瀬川の訣別2
- 小瀬川の訣別3
- 判っちゃいるが
- 第三章 巨勢の秘薬
- 適塾
- 相伝の書
- 大阪蔵屋敷
- 金主久右衛門
- 秘薬創り
- 情けの報せ
- 浮瀬の揚屋
- 衛生の経
- 切り餅五つ
- ほんまの勤皇
- 第四章 勤皇の賊
- 上り船
- 薩摩の忍び
- 関わりし理由
- 湯殿にて
- 長尾天満宮
- 借金のカタ
- この世で一番重き罪
- 舐められたら殺す
- 小町桜
- 親分の仲裁1
- 親分の仲裁2
- 親分の仲裁3
- 空木の花
- 稼業人
- 親分の報告
- 蓮根銃
- 仕切り直し
- 第五章 錦飾りて
- 統率者
- あないな女
- 弓矢の名をば腐す者
- 悲歌慷慨
- 生まれ変われ
- 死を賭す決断
- 墨絵の空に響く鐘
- モテる男とモテぬ者
- 稚き守り子
- 志士の心得
- 拙き流れ
- 第六章 小さな合戦
- 見知らぬ傷痕
- いじめっ子は居なかった
- 昨日のおりんの通り道
- 弁天さんの引き合わせ
- 廉目の地
- 子供の勧誘者
- 掘立小屋
- 幕末のグラックス
- 響かぬ糸
- 水戸の小天狗
- 己を知る者
- 夜半の襲撃1
- 夜半の襲撃2
- 天狗の贈り物
- 二丁の拳銃
- 閑話
- 膝栗毛
- 第二部
- 攘夷の波
- 第一章 府中の道場
- 求道のススメ
- 破軍神社
- やらないか
- トシ殿の剣
- 真剣だったら
- 第二章 お目通り
- 正宗に似た刀
- ハンサムな彼女
- 後世の後知恵
- 大樹公の黄金水
- 君子豹変
- 一流の濫觴
- 偏諱拝領
- 第三章 健軍の建白
- 八島の護り如何ならん
- 嚢中の錐
- 専ら力量を貴ぶべし
- 地獄の男
- 軍の骨幹1
- 軍の骨幹2
- 第四章 軍歌の始まり
- 破軍の旗
- 不易流行
- 大看板
- 教練開始
- 何と比べん
- ケンパと梯子
- エイトウ節
- 幸筒(間話)
- 第五章 天狗の報せ
- 申請許可
- ゲベールライフル
- 天狗の手紙
- 鬼一は蒙にして
- 兄妹の仲
- 第六章 東への旅
- 縁切り榎で見詰める目
- 視線の主
- 末の父
- 赤面
- 川越へ
- 時の鐘
- 朱房の十手
- 三十路女
- 操六翁の品定め
- 出入り姿三人男
- 名刺
- 第七章 関八州は虎尾春氷
- 度し難き者
- 水掛けの護り
- 御用だ!
- 稚児縄
- 一撃必殺
- 牢人軍次
- 不首尾
- 下さいませ
- 勤皇を破るは擒王なり
- 三方益
- 第八章 手弱女ながら
- 三十二文字の律
- 普請こそ力
- 恃みとするは
- 三人の娘1
- 三人の娘2
- 奈津の覚悟
- 生の夢
- 信の野心
- 第九章 血は種子と成りて
- 娘四天王
- 一大事
- 草莽に俯す
- 五つの花押
- 君は功を成せ
- 邯鄲の文1
- 邯鄲の文2
- 師は強ければ
- 僕は許さない
- 閑話
- 見渡せば
- 第三部
- 時を待て
- 第一章 やくざ者
- 七人のやくざ
- 聞かば良し
- 一席持つ
- 巡る盃
- 宴もいよいよ酣に
- 必殺術
- 敵は誰ぞ
- 快男子
- 第二章 多摩川の大喧嘩
- 登茂恵の喧嘩状
- 舌戦
- 烈々の血脈
- 簡易地図
- 喧嘩の朝
- 御前出入り1
- 御前出入り2
- 御前出入り3
- 御前出入り4
- 御前出入り5
- 第三章 時のあしおと
- 狡い悪党
- 登茂恵の篩
- 時節の進講
- 黙さぬ木鶏
- 才と誠
- お年玉
- お伊能後家
- 第四章 庚申上巳の変
- 商人の徳
- 試作品
- ぺろりの河豚
- わしとして生きる為
- 白い虹1
- 白い虹2
- 白い虹3
- 白い虹4
- 白い虹5
- 名誉の負傷
- 第五章 女人の権
- 儘ならぬ者
- 大奥の椿事1
- 大奥の椿事2
- 昔の例
- 惣領権
- 醜の傾国
- 忍び寄る魔の手1
- 忍び寄る魔の手2
- 忍び寄る魔の手3
- 忍び寄る魔の手4
- 忍び寄る魔の手5
- 忍び寄る魔の手6
- 忍び寄る魔の手7
- 忍び寄る魔の手8
- 第六章 無尽の法
- 空中元素固定装置
- スタンダード1
- スタンダード2
- 所有と経営1
- 所有と経営2
- 所有と経営3
- 第七章 狐狼と虎狼
- 謝罪と提言
- 毒を以て毒を制す
- ハリスの疾風1
- ハリスの疾風2
- ハリスの疾風3
- 赤い狐1
- 赤い狐2
- 赤い狐3
- 赤い狐4
- 四つの瀬戸
- 喉元の匕首
- オードブル対馬
- 第八章 遠い備え
- 草萌ゆる
- わしに翼を恵む物
- 北の神童
- 粉寒天と巨勢の秘薬
- 養母の供応
- ご領地皆譜代
- 胸裏百万
- 長今の秘宝1
- 長今の秘宝2
- 長今の秘宝3
- 五月の風船1
- 五月の風船2
- 五月の風船3
- 第九章 ニューセレクターシェリフ
- 京都守護代
- ユースウェア
- 天狗と木鶏
- 講場試衛
- 転ぶ稲妻
- 大命は下りぬ
- 父の羽交
- 蒼天当に墜つとても
- ショーグナイト
- 新撰組
- 土州からの手紙
- 閑話
- 沈黙の矢・魔死罠
- 第四部
- 梃子に合わん事
- 第一章 土佐の鯨
- 潮吹く魚
- 東洋先生1
- 東洋先生2
- 退助殿の馳走1
- 退助殿の馳走2
- 微笑み返し
- お裾分けのお福分け
- 鯨公の戯れ1
- 鯨公の戯れ2
- 第二章 抗う者達
- 噂をすれば
- われは犬か!
- ようたんぼ
- 烈々の血
- 破天準備
- 八斗の酒
- 足蹴の鬼
- ここは土州や
- 良くある男
- そがに己を蔑まれんのや
- 土州の天狗
- 第三章 井口村と破廉恥組
- 部隊到着1 先触れ
- 部隊到着2 本隊
- 陣地構築
- 遺恨の悪戯1
- 遺恨の悪戯2
- 遺恨の悪戯3
- 矩を踰えず
- 退かば良し
- 井口村強姦未遂事件
- 申ねて命ず
- 第四章 道理は死せず
- 撃ちてし已まん
- 揺さぶりの唄
- 鳥目二百文
- お家の宝
- 焦尾返し
- ベタ赤三等卒
- 金剛石の御製
- 退助遭難
- 我ら死すとも道理は死せず
- 第五章 高知演習
- 妄想のお殿様
- 不易流行
- ぞんついた
- カスタア将軍
- 時を揃えて翼を添えて
- 架橋と橋の争奪と
- 恐るべきは
- 桃源の夢醒めし時
- 打ち砕かれし驕り
- 幼女大将
- 城討つ流星
- 覇を拿む武器
- 我が説を演べる時
- 第六章 不羈の種
- 上品の薬
- 学びの王道1
- 学びの王道2
- 埋めな捨てな
- 雪がれし罪
- 芸予を越えて1
- 芸予を越えて2
- 第七章 壬生の狼
- 勝手金策
- 三原正家
- 無い袖
- 二つの道理
- 埒を明けん
- 一触即発
- 定礼
- なら、死ね
- 壬生の狼
- 第八章 無法の忠臣
- 岩倉侍従
- 鏡の中のわし
- わかっちゃいるけど止められない
- 説くは大攘夷1
- 説くは大攘夷2
- 説くは大攘夷3
- 無法の忠臣
- 第九章 京の都は爆鳴気
- 待ちかねた物
- 辻斬り事件
- 士道不覚悟
- ミカドの都1
- ミカドの都2
- それが問題だ
- 異人襲来
- 男女の軍
- 銃口パレード
- 第十章 攘夷の勅諚
- オロシャの使い
- トーチカ
- 暴走
- 第一章 命と諚
- 力技の取り込み
- 言葉改め
おすすめレビュー
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★★★ Excellent!!!
仮想戦記新しい風が吹いている @gsdfmogami
このレビューは小説のネタバレを含みます。 全文を読む(25文字)
★★★ Excellent!!!
マニアックな漢字好きのためにある作品 @LCNLRF
タイトルで全てを語ってしまったが、漢字中毒のためにあるかのような硬派な文章の中に異世界転生チートで行うようなことをさらっと行って歴史を改変していく時代小説……。
これだけならそれなりにあるだろう……だが、その中に一般人にはわかりにくい名前で登場する数々の歴史上の偉人が、多数含まれている。
学校の授業だけではわからないような名前で登場する偉人達が気付けばいつの間にか生存ルートを辿り、彼等が生きていればどうなっていたのか、そんな想像力を……ワクワクを掻き立てる作品がこれなのだ。
気付ける人はクスリと笑える1幕があちこちで見られる……いや、設定細かすぎませんか?(褒め言葉