見た目は幼女、頭脳はじじい

教育勅語で育ち、太平洋戦争にもたたき上げで兵隊からポツダム少尉にまでなった老人が、幕末日本によく似た世界にお殿様の御落胤として転生する、暴れん坊お姫様な冒険譚。
老人が過去に転生してやり直す作品はときどきあれど、ここまでじじむさいのは初めて。言動や思考すべてがじじっぽいのが、逆に幕末と時代が近いだけあって親和性が高いけれど、一方で令和まで生きてきた現代感覚も残っていて、そのバランスが面白いのです。

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