「七」を含む小説

小さい頃から“ヒーロー”に憧れた少年れんまは齢十七で病死した。 すると転生したれんまは崇められ“勇者”に……かと思ったら魔王だった!? 勇者になりたいなど言えず仕方ないので現在…

フリーライターの松延祥子は、家族問題に悩む親友と些細なすれ違いから仲違いをしてしまう。 そんな折、たまたま舞い込んだDV被害の実態調査という名目の取材依頼に松延は飛びつき、そこ…

　国王である父：青龍ローゼン、母：アジサイ（妖狐の一族・故人）から産まれた一人娘・エヴリンは亡き母の忘れ形見と言うことで父から大変溺愛されて育った。 　しかし、それに驕ることなく…

おっさん達が、まったりと「ＴＲＰＧで遊ぶ」お話だよ！ (ノ・∀・)ノ⌒◇ 【内容】 其の世界には、自らの霊魂から《魔導書-デッキ-》を創り出し、神与の秘術《魔法-ゴスペル-》を…

　僕たち七人は気がついたら見知らぬ場所に「異世界転移」させられていた。共通するのは見たこともないアーミーナイフを持っている事だった。互いに自己紹介をし、もとの世界に帰るために、と…

どこの学校にでも”七不思議”という”如何にも”な噂があるのではないだろうか？ ご多分に漏れずうちの学校にもそういったものは存在しており、その内容もどこにでもあるような、実に他愛の…

戦後の夏が来るたびに、祖母は靖国へ参った。孫の私達にはただ一度も来いとは言わなかった。祖母は私達の世話をして五十年以上も独り身であった。

　神ゲーともクソゲーとも名高いセブンズ・ドラゴンズ・シンストーリー（SDS）は主人公がパートナーの神霊と共に魔王を倒す王道RPGだ。SDSは七周もクリアする特殊な仕様だったが、六…

十七歳の山義　大河《やまよし　たいが》は、 配達のバイト中ある屋敷で、 眼球だけの自称偉大な魔法使いヒミコに出会い 彼女から奪われた身体を取り戻すバイトを受けた。

ご近所さんでおとなりさんの正宗とわたしは、同級生で二十七歳。 この正宗くん、顔ヨシ、性格ヨシ、スタイルヨシで、ご近所でも評判の青年である。 わたしとは、全く違う世界にいると思って…

タイミングが悪すぎる探偵七島の助手をしている僕・九朗は、雪山で七島先生と共に迷子になってしまった。しかも地図もなくした。そんな時に他のロッジに入れてもらい、二人は事なきを得たが、…

お品書き 八月十五日　　　穴子の箱寿司 九月九日　　　　菊の花寿司 十月八日　　　　いなり寿司 十一月十五日　　手毬寿司 十二月二十二日　田舎巻き寿司 一月一日　　　　蟹の押し…

銀河標準暦1009年――統一銀河連邦、支分国の一つ、フォルグ星圏。 ナノテクの普及により、宇宙鉱夫たちが職を失いつつある時代。 かつてはフリーの腕利き鉱夫として知られたウィリアム…

交響曲第六番、第七番、ピアノソナタ21番が好きだと思えてきたぞ！熱情は手負いでもランナーズハイ！さぁ捕まえた(がっちゅー)

僕は、《掃除屋》。といっても、職業の名前ではない。 これは、僕が持つ異能の名前。 異能の中には、危険なものがたくさんある。 だから僕達は、そうした危険な異能を回収しているんだ。…

「休暇申請しちゃった！」 七月七日の七夕から一ヶ月、今日も地域の七夕にあたるこの日。 文学喫茶オムレットではスタッフの愛理が開店の準備をしていた。 そこにやってきたのは、先月夫…

西暦一九七五年。思念素《スピリウム》と呼ばれる非物質元素と、それを自在に操る人間、能力者《スピリッター》の発見によって、世界は目覚しい復興、発展を遂げた。 時は流れ、二〇六〇年。…

「娘の代わりに見合いをしてくれ！」 　町の小さなパン屋で働くアニーは、ある日突然、男爵令嬢のソフィアと体が入れ替わってしまう。その犯人は、ソフィアの父であるオズボーン男爵だった…