「幸福とは 短編」を含む小説

とある国の軍隊で兵隊として働く少女アイリスは、仕事人間で負けず嫌い。 同期の男レンゲの嫌味をバネに、日々仕事に明け暮れる日々。 そんな日常を過ごす中、ある日アイリス達は敵国との戦…

　吾輩は魔王である。名前は『るし・ふぁー』。 　これは、邪神ちゃんにキラキラネームを付けられてしまった、魔王の物語である。 　―― 　中編小説をカクヨムコン用に半分くら…

神は、無の世界に存在し続けていた。それ以外の神は存在することに飽きてみんな消滅してしまった。自分も消えようかと思ったが、可能性の世界から取り寄せたマンガのおもしろさを知る。不幸が…

人生において、幸福と不幸のどちらが多いのだろうか。

カルロスたち村の男が水路をひきに旅立ったのは、十八年前のことだった。 「必ず帰って来る」 その約束を携え、恋人ジョアンのもとへ戻ってきたカルロス。しかし、ジョアンの腕には赤ん坊が…

そこは商店街に佇む雑貨店。 魔女は求めるものに祝福を与える。 しかし、気を許してはいけない。 その祝福は呪いでもあり、もたらすものは幸福だけではないのだから。 不定期更新。

　偶然、とある手紙を手にした姉妹。それは豪華な館への招待状であり、そこに行く方法がおまじないのようなものであったため、二人はそれを試してみることに。すると館に着き、惰眠と名乗る男…

私にとってその立場は、最も望んでいたものだった。

　『パロミア記』における、次女シャロシュと少年ヤオルの出会いと生活を描いた節です。 　複雑で不安定な感情は持つべきでないとされる『パロミア記』において、この節は唯一「愛」について…

しがない子爵令嬢のファーラは、ある日突然、推しのイヴォルフ様と婚約をした。 信じられない幸福を噛みしめ、推しの過剰摂取で天に召されそうになったりしながらも、幸せな日々を過ごしてい…

時間旅行を実行した人間は果たして幸福になれるのか。鋭い切り口で斬り込む短編。

流されて生きてきました。 大人になって、真面目に生きていれば、自動的に幸せになれるものだと思っていました。 救いなんてないのでしょうか。

　幸せになりたいと、思ったことないのだが。 　最近ひどい、この肩こりをなんとかできないのだろうか。 　フリーのカメラマンである野上 明史(のうえ あきふみ)は、仕事で訪れていた…

人生において、恵まれているなどと思ったことはない。

黒瀬と真白の幸せな物語。 幸せな終わり方かもしれないし、悲しい終わりかもしれない。 ※短編なのでどこから始めてもらっても構いません

置いて行かれる人間は、幸福か否か。

彼には特別な力があった。人の幸福を奪い、それを己の幸福に変える────そんな力を持ちながらも、彼は”ある事”を後悔し続け、モノクロの世界を生きていた。 これは、彼がたったひとつの…

誰かが喜んでくれると、私も嬉しくなる。

知らないことが幸福である場合も存在する。

ある朝起きると、主人公は突如他人の頭の上に数字が見える能力に目覚めていた。能力や数字について考察を重ね一つの結論を導き出した主人公は、長年好きだった清水葵に告白することを決意する