「冒頭だけ」を含む小説

【第１話冒頭より】 　何故このタイミングなんですかね？　 「無能な我が息子アルスタに告ぐ。常闇のダンジョンから無事に戻れたら、我が一族の末席に名を連ねる事を許してやる。直ちに出…

　あたしゃ、メリーさん。 　かれこれ五十年か、百年か、こうして誰かの口の端に上り、生き延びて来た怪異さ。 　もうおばあちゃんもおばあちゃん。ひいおばあちゃん、ひいひいおばあちゃん…

幼馴染み同士で両片想いの優斗と梨衣子。意識はしているものの告白するタイミングを見ている男の優斗と優斗に告白してもらいたい梨衣子。 梨衣子の他にも優斗に心を寄せる女の子が駆け引きを…

冒険の冒頭に勇者に身ぐるみはがされ追放された戦士。 存在まで消そうとする勇者に激しい怒りを抱き、復讐の旅に出る。 装備も所持金も無いが、ぎりぎりの所で命をつなぎつつ、不眠不休でレ…

KAC2024第５回お題「はなさないで」 ♢　♢　♢ あの日、山の頂で何が起こったのか、 誰も知らない。 誰も、はなさないから…… ♢　♢　♢　 コンテスト応募↓ 【朗読型 部門…

前世は桜の樹、現世は人間として、異世界で公務員になった。 そんな私の仕事は”外来種の管理”！？ ここにもいるのか外来種！！ 冒頭１話目風です。反応良ければ続き書きます。

それは、「はなさないで」から始まった。 だが、800字ちょうどにすると冒頭しか書けなかった。 ひろげようもつづけようもあるのにじつにざんねんだな。（ぼうよみ）

　静かな子なんだ、と思ったのを憶えてる。 　保育園の砂場で、一緒にお城を作ってたのが、最初の記憶。 　私が物心付いたの自体、あの瞬間だったのかもしれない。 　つまり私の主観では、…

【KAC20244】参加作品。前作の短編「おとなにはないしょ。」の続編となります。 前作を先に読んでいただくと、冒頭の会話が理解できる仕様となっております（笑） アレとは何な…

　ゲーム冒頭スチルの死体としてしか出番のない令嬢に転生したことに気がついたメルディは、死にたくない一心でゲームの舞台である学園に潜入する。そこで出会ったのはなんと自分を殺す黒幕で…

これから書く物語や物語のネタで入れようと考えてること、過去の物語の冒頭の部分だけ集めたものです。続きが気になった方は是非読みに来てください。 ☆カテゴリーは恋愛にしています…

その名の通り、書き出し祭り等の過去作やらなにやらを置きます。その他イベント等も。メモみたいなものです。 書き出し祭りとは：「小説家になろう」内にて行われる個人企画イベントで、10…

なぜか過去に戻れた大神黎(おおがみれい)は、今度こそ幼なじみの天兎志郎(あまとしろう)を救うと決意する。黎は志郎がヒーローのスカウトを受けないよう説得し、最初の未来(世界線)では…

2024年5月19日（日）文学フリマ東京38（＠東京流通センター）で頒布予定のアンソロジー第二弾『飛ぶ子ども』（ドロップス書房）所収予定の短編です。 大人のための仄暗い幻想童話…

小説を書くことに人生をかけている荻山洋は、ある日、大学時代の知り合いが記した、自作の同人誌を酷評する文面を受け取った。無論、落ち込みもしたし憤りもしたのであるが、親友の鹿野との作…

投降後に作者の都合で書き直しを繰り返すことに思うところがあったので、また読んでくれた読者に悪いなと思ったので、没稿はなるべくこっちに保管しておこうかと思います。といっても殆どPV…

「カァ、これは良い枝を使っていますね」 　自称・虹色の鴉《カラス》が、新居候補をしげしげと見つめながら言う。 「流石、お目が高い。こちら、法隆寺から取り寄せた逸品でして」 と不動…

KAC第一回参加作品。お題「文冒頭が『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』」 仕事内容教えられるときに「メモ取っちゃダメ。頭で覚えろ」とか言われたんですけど、一体…

　弥勒には三分以内にやらなければならないことがあった。 ――と言っても、やるべきことそのものは至極簡単。三分どころか、今この瞬間、ほんの僅かに指を動かすだけで、達成出来ることに過…

　冒頭で殺される主人公、異変を知るその親友。記憶を失った主人公が選ぶ決断（さき）は、果たして。