君が頷く夕暮れに。
源なゆた
君が頷く夕暮れに。
保育園の砂場で、一緒にお城を作ってたのが、最初の
私が
つまり私の主観では、人生の最初から一緒なのが、君だった。
一番仲良しの二人。
保育園でも、小学校でも、中学校でも、先生方にはそう見えてたと思う。
高校では、みぃちゃん達……他の三人も居たから、わからないけど。
二人なら、手を
進学を機に、
ワクワクだったし、ドキドキだった。
初めての町、初めての家、初めての……夜。
何もかもが
そう、楽しいことばかりじゃ、なかった。
でも、バイト先で散々怒られて、マフラー
そうそう、そういえば、って全然関係無いんだけど、二人してストーカーに遭って、そのストーカー同士が
あはは、なんか、
でも多分、これでいいんだと思う。
私達は、一緒に居れば、何があっても最後には笑えるようになる。
そういう二人で居られたってことだし、これからもそうでありたいと思う。だからつまり、その――
君が、好きです。この世の何より、誰より、大切です。これからずっと、私と……二人の人生を、歩んでくれませんか。
君が頷く夕暮れに。 源なゆた @minamotonayuta
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