「わたあめ」を含む小説

ある春の休日、何の変哲もないふたりのお話。

雨の日の公園は不思議な雰囲気を纏っている。 その日、僕が出会った彼女。 彼女は決して傘をさすことなく、ただひたすら公園のベンチに腰かけていた。 夢や目標を失った僕にとって、それは…

全裸に大切な部分だけをわたあめで隠した男、わたあめ星人！！ 小学生兄弟の前に彼が現れ、そう叫ぶ。 「わははははっ。わたあめ星人参上！！　この宇宙は危機に瀕している。君たち兄弟は…

【誕生花シリーズ　32】 今日の誕生花をモチーフにした、3分で読めるお話です。 練習のため拙いことにはご容赦くださいまし。

読んだら雨が好きになる、そんなお話。

角川ビーンズ文庫　2017年6月1日発売！ 著：山崎里佳 イラスト：den 定価：本体600円＋税 ISBNコード：-978-4-04-105689-9 赤いあめを食べ、異世…

砂に覆われた国があった。空は失われ、人はマスクとゴーグルで体を守り細々と生きた。 内海に浮かぶ島があった。鬼たちは伝承を守り、陸に住むヒトと戦った。 あめつちをまもるもの。ひと…

- Raindrops sometimes look like teardrops. - 雨の滴は時折、涙の雫のようにみえます。 雨の日に彼の家を飛び出した露花（ロカ） 行先は…

遺跡探検ごっこの最中に見つけた謎のふわふわ（わたあめ）。食べてみると美味しいことに気がついた一行は、カレー以来のごちそうに認定する。だが、ふわふわはセルリアンを退治しにいったほん…

「……わたし、戸賀くんと逆だよ。ひどい雨女なの」 夏の海で、共に荷物を見張る羽目になった晴れ男の戸賀と、雨女の北浦。 小さな勇気が呼ぶのは、雨か太陽か――？

RainというSNSアプリに依存する高校生がある少年と出会い空想世界へと導かれるその先にはFPSの様な戦場と非現実的な出来事が待っていた。 今作での登場人物 主人公 雨宮結城(…

斜陽が映える駅のホウムに、しかめっ面の気難しい男が一人。男は、大嫌いだった故郷へ向かう列車を待っていた。 誰だって、大勢の他人の中に自分を見出す。彼もまたそうでした。

「言い訳をするわけではないが、こんな日に真面目に授業なんて受けてられないよ。」 ふらりと雨の中を歩きながら近江は真面目くさって呟いた。

　三題噺です。お題は「白衣、ドロップ、鉄棒（寂しい話）かつ、主人公は始めから終わりまで雨降る中に立っていて動かない話」。長いって。 　よろしくお願いします。

このめっせーじを　うけとったひとは　どうか　くもがなにでできているのか　おへんじで　おしえてください どうか　このめっせーじが　くもと　あめと　たいようと　ほしと　そらを　しっ…

「あめ」という言葉から思い浮かべるものを短編にしました。 確かこの作品はページ制限設けてなかったはずなので少し長めなのかもしれません。 はるか昔、とある地域でのお話です。