お話としては簡単な物なのですが、きちんとした作品となっているのは心情としっかりした文体のなせるわざでしょう。
男が月日に哀愁を感じる話です。ただの飴玉ですが、人生の年月を彩っています。口寂しい。映画館でポップコーンを味わうことができないように、何かもの寂しい気持ちにしてくれる。そんな心の隙間に飴玉が優しく溶けてくれるような話です。次の作品に期待して星2つ送らせて頂きます。
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