「未来 短編」を含む小説

食べられる植物は、野菜。 食べる用に育てている動物は、食肉。 じゃあ魚は？ 動物性タンパク質の生産が危機的になった近未来で、食べるための魚を追及してみたSF短編。

匿名短編バトル恋愛編　不道徳恋愛コンに出品した作品です。 制限2500字、要約みたいな短編になってしまいましたが、勢いと世界観は気に入っています。 とある未来のとある国で生まれ…

僕は大学のキャンパスでベンチに座りながら、煙草を吸っていた。ふわりと紫煙が漂うと、僕の心の中もゆっくりと流動していき、これからのことに思いを馳せるようになった。井の中の蛙だってき…

ほんの少しだけ、未来の世界。人生の「全て」を記録してくれる、"記憶の妖精”が作り出された……。ＳＦショートショートです。

　人類が文明を手放して500年が経った世界。世界には雨が降り続き、人々はドーム型の施設で生活を送っていた。

魔法都市メルキア、この世に魔法が実用化されるようになってから約1000年。魔法による事件や犯罪に加え、魔獣と呼ばれる魔法生物がこの世界に現れた。 これはかつて白の天使と呼ばれた僕…

何となく日々を過ごしていた主人公が訪れたのは奇妙な骨董品店。そこで貰ったサイコロは「出た目の数だけ未来に進める」という何とも不思議な物だった。

かつてない繁栄を享受している未来の地球。それは喜ばしく、誇らしい事であるべきはずなのだが、繁栄とは裏腹に皆に広がる満たされない思い。その思いとは何かを解明するべく、ある研究が進め…

非モテ大学生、凛太朗の前に現れたのは、ルンコと名乗る電波少女だった。 彼女は自称未来人で、時空の迷子。 そして、誰の記憶にも残れない少女だった。 もうすぐあなたはあたしを忘れてし…

以前、文章構成の練習用に書き起こした、数編のショート・ショートの内の１編です。 稚拙な詩のようなものですが、東日本大震災を期に、全体を改編致しました。 私なりの応援詩とさせて頂き…

食糧危機が世界的な大問題となった近未来の、SF（ソフト・フェイク）短編であります。

朝起きたら、親友のマイケル(本名:田中健二)のアフロ頭がめっちゃデカくなってた。 そして一緒の部屋にいたはずの俺の彼女、未来の姿がない……ハッ！　まさか……！？ バリカン片手…

忽然と消えていく若者たち。彼らは皆とある言葉を言い残して消えていた。残された者たちは、果たして何を思うのか。幻想ＳＦっぽい読みきり短編。

ヒトが飛ぶのが当たり前の世界。空を飛ばない『堕ち人』と飛べる『浮空者』のちょっとせつない日常のひとコマ。近未来風味のファンタジー。

いやいや、２０年くらい前に先輩から言われたことばです。実際それまで仲良しだったのに、口きいてもらえなくなりました。向こうは、でもたばこ関係なく出世するし・・・。しかし、その後の世…

　西暦２０８８年、第三次世界大戦後の地球は、ＡＩによる世界連邦政府が樹立され、人間は何の不自由も無く暮らしている。しかし、人類の存在意義は既に無く、ＡＩに養ってもらっているただの…

時は西暦二二四五年。月に行くのさえ億劫になっていた二十一世紀序盤からは想像できない程に人類の活動領域が拡大し、太陽系を除いた七つの星系を支配下に置いた未来。日本国海上自衛隊第一護…

現代より「少し未来」な日本を舞台に、三人の超能力者が「少し不思議」な人生を送る、S（すこし）F（ふしぎ）小説です。 短編三話で、完結済みですので、ゆるっとお楽しみ下さい！

西暦２０６０年、シンギュラリティを迎えた人類は、桃源郷の様な世界に住んでいる。しかし、人々には生き甲斐も無く、自殺者が増えるばかりだ。 主人公である大城悟のおじぃも、まだ百十歳だ…

吐き捨てた将来は、明るいイメージなんて持てなかった。 嫌いだった進路指導。どうせ僕には夢など無い。 未来なんて、将来なんて、大嫌い。