「感情」を含む小説

いつか失った感情の行方。

　KAC2023の3/3日お題「ぬいぐるみ」 　こんな感情をお持ちの方も多いと思います。 　そんなささやかな日常を描いてみました。

コンプレックスとは、心に抑え込みたい過去のトラウマと感情が複雑に絡み合ったものと言われている。 コンプレックスは体に悪影響を及ぼすが、克服するのは容易ではない。 例えば 初めて…

―――ないちゃんのことを好きな気持ちに慣れないよ――― 中学生の頃に引っ越していった幼馴染『ないちゃん』とバイト先で偶然出会う『僕』。 情けないほど優柔不断な『僕』は、マイペー…

「この街のどこかに『人の人生を本にして売っている本屋』がある」という噂話を聞いた松木冬治。 そんな本屋で店主の三堂柊哉と出会った冬治は母の本を探すことにする。 幼い頃に冬治を残…

不気味な本屋を見つけた男子高校生。 奇妙な視線に気づけない。

　主人公――鈴木颯太（すずきそうた）は境遇以外、何処にでもいる普通の男子高校生。 　そんな颯太がある日の夜に友達と遊んで家に帰っていると、ナンパされている見たことのある一人の少女…

KAC2023「本屋」、書店に関する感情のあれこれです。

発表済みの短編をまとめた短編集【第6弾】です。 ジャンル不問。短編数は16。 新作短編、「感情疾駆」を追加。 …他、（新）1ラリー物語。 …第4弾「ステータス・ウィンドウ（短編…

好奇心に呑まれゆく確かな憎悪を、僕達はただ見たいだけ。 執筆日：2022/10/10

怒り、悲しみ、妬み、嫉み。 いつからか、人間の持つありとあらゆる負の感情は小さな心には留まりきらなくなっていた。 泥のように心から流れ落ち、やがて『裏世界』と呼ばれる此の世『表世…

自分の中に溜まった負の感情をそのままに記載した日記です。 どこかに吐き出さないとおかしくなってしまう為、こういった形を取りました。 正直どこかおかしいのだと思います。

フィンディルさんの企画「あなたの小説の方角はどちら？」に参加しています。 https://kakuyomu.jp/user_events/16817330653180638267…

主人公の魂や感情、悩みや痛みをしとしととした文体で描く短編集。ネガティブな感情をそのまま肯定するお話が多いです。 陰鬱さのある、美しい文章、描写が持ち味。 全話完全独立なのでご興…

名前の漢字だけでは、男女どちらかわかりにくい、宮原比呂子と橘慧。ある日、ケイはパーティーで男女逆転で踊ることをヒロシに提案するが・・・・。 女装が趣味の男性と、男性にリードされ…

10年前に離婚していた夏樹、何不自由ない家庭の中で幸せな日々を送っていた雪子。遠い日の恋人同士だった二人が35年の年月を経て再会する。「愛せない感情・・・。これが、あたしと雪子が…

「大厄災」と呼ばれる日を境に一変した世界。テクノロジーの壁に囲まれた都市に籠もり、仮初めの平和を堪能する市民がいる一方で、その庇護からもれた人々はスラムで絶え間なく広がる戦火に怯…

人生が立ち行かなくなった男の、最期の爆発的な感情。その一欠片。

日記のような手紙のような　詩集のような囁きのような 希望のようで絶望のようで　朝から晩まで共に居たくて その日の出来事や感じたことを　散文詩にした日記です