「じれじれ ハッピーエンド」を含む小説

　親友の結婚式で、紗菜子は五年間つづけてきた不毛な恋に終止符を打つことを決意する。生まれたときから兄妹のように育ってきた幼なじみの忍が協力を申し出て、『その日』を迎えるが――。 …

運命神ディラの導きによって創られたケースティン王国では、まれに運命神より《祝福》を受ける者がいる。 男爵令嬢のジュリア・メイロードは、〈異性を虜にする運命〉を背負って生まれた。し…

森の中に埋もれ往く、深い事情を抱えた小さな村。 アンブルローズはその最後の住人だが、彼もまた、次の雪の夜が明ける頃にはここを去る。 だから晩秋のある日、町に住む幼なじみで親友のレ…

真面目な私がふしだらに――！？ 『白銀の聖女』と呼ばれるシルヴィエラは、修道院の庭を掃除しながら何げなく呟いた。「はあ～。温かいお茶といちご大福がセットで欲しい」。その途端、彼女…

恋人を殺された召喚術士シェリルは、恋人を殺した悪魔アンドロマリウスを地上に縛り付けた。 復讐しようと思っていたシェリルだが、大技を使って気絶している間にアンドロマリウスは地下牢に…

同じ高校に通う一之瀬君と吉本さんはお互いに意識しあいつつも、お互いに一歩踏み出せないでいた。 もしも、吉本さんが彼女になってくれたら最高だろうな、そう思っている一之瀬君には体を…

４月２５日に『夫君殺しの女狐は幸せを祈る』と改題・改稿のうえ角川文庫より発売です！ 秘密を抱えた二人のあやかし中華風婚姻譚――。 これまでに三度嫁入りし、三度とも夫を亡くした三…

僕は主に薬草関係を研究している者だ。研究に浸る日々を送っている僕に婚約者が出来た。無理です。僕は研究がしたいです。と断った。 なのに、婚約者であったシャルロッテは僕の部屋に毎日…

うだつが上がらない――その一言で形容できる会社員の登未（とみ）は残業中に、問い合わせで困っている新人――月夜を助ける。 月夜とは偶然が重なった。 通勤の電車が同じ路線、最寄り駅も…

美術部員の林田陸は、天才的な画力の持ち主である水木蒼を尊敬していた。そんなある日、水木先輩に変わった命令をされて…。憧れの先輩は、意地悪で、甘くて、なぜか逆らえない。接していくう…

「同情や責任感で結婚というのは間違っているわ」 「俺がお前を愛しているからだとは少しも考えないのか？」 「へ？　あ、愛？」 「何でそこまで驚くんだよ！（かなり傷ついたぞ、俺）」 …

私には、忘れられない記憶がある—— 雪の降る中、あなたが差し出した手の記憶。 私はあなたに助けられた。感謝の思いはいつしか、淡い恋心に変わっていった。けれど、この想いは告げるこ…

騎士団に所属するフェンネルとティーナは息ぴったりでどんな魔獣でも倒すことのできる最強のコンビ。戦闘は得意なのに恋愛の方は全くダメで、二人はどう見ても両想いなのにも関わらず関係はち…

見た目出来過ぎでいろいろとこじらせてしまったイケメン高校生と、寝ぐせが毎日元気に跳ねるドジっ娘高校生の恋模様。二人の一年間をじれじれしながら見守ってくださいね。 ※一部表現に飲酒…

だまされて山奥の森に捨てられてしまった王女さま。助けてくれたのは人狼の少年。でも満月になると発情するらしくて何かと大変なことに。 最初からハッピーエンド、ひたすらいちゃいちゃ、時…

身長が低いことがコンプレックスの山田鈴花は、隣の席の無口だけど優しい里見くんに恋をした。 偶然ふたりきりになったある日、鈴花は里見くんに告白するのだが――……。

ツンデレな彼を好きになってしまった、ヒロインのあれやこれ。 この話はエタってます。終わる予定はまったくありません。 ハッピーエンドです。一応。

迷路のような町本防で、通り魔事件発生。有料道案内「送り提灯」の空也（そらや）は事件に巻き込まれる。 通り魔の正体は？　空也は想い人の真菜（まな）を守ることができるのか。 言霊をテ…

「貴女の愛おしすぎる従属の姿勢を見るのが楽しすぎて、つい毎晩」 狼族の少女ラウは、見た目だけは超完璧、いつもニコニコ腹黒な聖神官アリストラム様の（夜の）ペットとして飼いならされ…

風変りな高校一年生の水野さんが同じクラスの後藤君に初めて恋をする話。『私は、どこかの映画で見た海賊のように心臓を切り取って小さな箱に入れて、遠くの綺麗な砂浜に埋めることができれば…