「誰だ？ 私だ！」を含む小説

2028-2029年。１年に渡る東関東非常事態停滞前線は、延々と降雨続きで、桂木乃愛は降雨に溢れる中、芝浜建築会社で仕事に忙殺して行く。そして終わりの日は近ずく。 アシスト…

辺境伯だった父が急死し、辺境伯になった私。 偶然、秘密の塔の存在を知る。 その塔には、銀色の髪、透けるような肌をした少女がいた。 彼女は魔力と知識に溢れていたが、外の世界を知…

　昼休みに居眠りをしていた俺が目を覚ますとそこは完全な修羅場になっていた。偶然隣の席の吉川凛は誰しもが認める美少女であり、三人の男子からお付き合いを申し込まれていた。 　窓側の席…

男の主食は食器である。 それだけでこの話は持っていると言っても過言ではない。

働きたくない。 それは誰しもが、一度は抱いたことのある想いだと思う。 俺、鹿島裕司がそのことを考えたのは、幼稚園の頃のことだった。 「ユウくん、なにしてるの？」 そんなこと…

※この小説は打ち切りになっています。 　途中まででも構わないという方はお読みください。 私は物心ついた時から、「愛」というものを感じたことがなかった。 だからかな、私は誰かを愛…

（End to EVE）ありもしない彼方の世界の事象を物語る空想系創作女子が通り魔的犯行の被害に遭い、非実在を信じてやまなかった世界のオカルト面にどっぷり肩まで引きずり込まれたこ…

月の出ている夜、私は人でなくなる。『moon night』、その日から私はだんだん鳥になった。『羽』、おめでとうございます！あなたには『自分が死んだら誰かを幸せにできる能力』が与…

これは以前オリジナル楽曲を作ろうとしていた時に書いていた歌詞です。 曲をつける前に体調を崩し、お蔵入りになっていた物を供養の意味も込めて投稿します。 私が感じていた事や小さな出…

何不自由なく平穏に暮らす山口日和。高校2年生の夏に、母の愛美から紹介された音橋覚と再婚を前提に義父になる事を伝えられた。しかし覚から執拗に性的な関係を要求されて、いくら抵抗しても…

白井麹は社会人としてはあまり立派では無かった。けれど本当に愛していると言える女、野田道子と出会う。 しかし彼らの間には水見桐という存在がいて、、、。 会社の中で起こること、そし…

稲葉過去は求める。何かの1番を。 相園未来は求める。1番になってくれる人を。 過去から未来へ。それぞれの出会いがそれぞれ人生の歯車を動かし始める。

死のうと思った。ありきたりで、深刻で、他の誰にも分からない憂鬱の底。駅のホームに立つ少女のお話です。 ☆ノベルアップ＋にも掲載しています。

放課後の教室で一人、ビー玉越しに世界を見つめる音花。 いつまでも高校生活に慣れない彼女とは反対に、どこにでもすぐに馴染む親友の七羽。 誰にでもフレンドリーに接する音花の担任。…

自分の『平凡』を嫌う男子高校生、湯之元新汰。 ある日、平凡を地で行く彼の前に現れたのは、非凡な女子高校生、郡山麗奈だった。 彼女は常に、周囲から多種多様な感情を向けられ、誰かの特…

　高校の屋上に、女子高生が二人。彼女たちは、遠くに見えるマンションの屋上を眺めている。 「あれって、やっぱり死体だよね？」 　一人が言う。そこには確かに、死体と思しきものが吊り下…

　どこにいても居心地が悪かった。いつも何かが恥ずかしくて、誰かに謝りたい気持ちで一杯だった。 ▼あらすじ 　誰からも大切にされることなく、存在を軽んじられてきた高校生のなな。あ…

俺は、高身長、イケメン、イケボイスらしいです。 そんな俺には、誰にも言えない秘密がひとつ それを知ってるのは、俺の職場で掃除の仕事をしてる人だった。 その人と一緒に過ごして…

「あんたなんて、いらないのよ！　この、役立たずっ！！！」 「邪魔なのよ、さっさと出ていきなさいよ、このゴミ」 姉よりも劣っているという理由で家族から罵られる、小さな王家の血を引…

『鵺』 見知らぬ和室に縄で縛られていた。 延々と開き続ける襖。門をよじ登って外へ出ても、いつの間にか戻っている。 誰が何のために私をここへ連れてきたのか。 なんという大きさだ…