平凡になりたい君へ。特別になりたい俺から捧げる最高の在り来たり

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1 ふと湯之元新汰の日常(平凡)は動き出す

 平凡。


 それはきっと、俺を言葉で表せば一番似合う言葉。


 特別。

 それはきっと、俺を言葉で表せば一番似合わない言葉で、そして彼女には一番似合う言葉。


 平凡を地でいく俺と、特別を体現する彼女。


 何も持っていない俺が物語の脇役ならば、すべてを兼ね備えている彼女はきっと、主役だ。


 いつも、特別が欲しかった。


 いつからか、平凡が憎かった。


 いつも、特別に焦がれていた。


 いつからか、平凡を嫌った。


 そんな俺の前に現れたのもまた——。



 1



 突然だが聞いてほしいことがある。

 暦も十二月に差し掛かり、寒空は厚い雲に覆われ、木枯らしが吹く日だというのに、俺、湯之元新汰の心はどうしようもないほど踊っていたりする。

 どれくらい踊っているのかというと、それはもう心の中でタップダンスとサンバを同時に行ってしまうほどには踊っている。

 というのも、理由は至極シンプルで。今年で十七歳になる俺に初めての彼女と呼べる女の子が出来たからに他ならない。そんな彼女と、今日、デートの約束をしているのだから、これはもうボルテージが上がらないわけがなく、しかもこれがただのデートではないのだから尚更のことだった。

 ……いや、この際だから強がりはよそう。

 これが極ありふれたただのデートだとしても、勝手に頬がニヤつくぐらいには舞い上がっていたこと請け合い。実際、初めてのデートを迎える前日、普段の十倍は自然と表情がニヤついていたと思う。隣の席の女子から差し向けられる視線が二十倍増しでキツかったのをやんわりと覚えている。

 今思えばあの時の自分の気持ち悪さには程々吐き気を催してしまうが、当時の俺からしてみれば仕方がなかったのだ。不可抗力と言ってもいい。何を隠そうあの頃の俺は、年齢=彼女いない歴を唯我独尊し、友達と呼べる友達も存在せず、ただそこにいるだけの空気のような存在だったのだから。

 だから、あろうことかそんな俺に彼女と呼べる女の子が出来たのだから、これはやはりもう不可抗力と表現しても大袈裟ではないのだ。

 待ち合わせ場所である駅前に向かっている今も、つい最近のお気に入り女性アーティストの恋愛ソングをイアホン越しに垂れ流し、つい口遊んでしまうのも不自然はない。


 忘れもしない、あれは一ヶ月前の放課後。

 赤赤とした斜陽が差し込む教室。

 向き合う俺と、どこか恥ずかしそうに俯く彼女。

 緊張のあまり喉から心臓が飛び出しそうになりながら、意を決して放った一言。一世一代の愛の言葉。


「好きです。俺と付き合ってください」

「……うん、いいよ」


 ほとほど平凡すぎる自分を少しでも変えたい一心で、玉砕覚悟で決行した告白だったのに、帰って来た返答はまさかの了承だった。

 学校一平凡な俺と、クラス内でもそこそこの人気を誇る身分差違いカップルの誕生した瞬間である。

 当然、思わぬハプニングに俺はにべもなく喜んだ。顔面全体に喜色を浮かべ、その場で小踊りしてしまいそうなほどには喜んだ。

 だが、そんな俺に、彼女はとある条件を付け足してきた。

 それは、「恥ずかしいから付き合っていることは秘密にしてほしい」とのこと。

 ふーん。なるほど、可愛いじゃん。

 当時の俺はそんな些細なことなどまるで気にもならないほど舞い上がり、彼女と付き合えること自体嬉しい誤算だったので全く気にならなかった。逆に、普段見せている社交的で明るい姿から想像できない初さにガッチリ心を奪われてしまったまであった。

 まあ、そんなこんなで付き合うことになったあの日から、約一ヶ月が経過しようとする土曜日の今日はつまるところ、付き合って一ヶ月記念デートというやつなのだ。

 必然、過去にそんな経験などろくにない俺が気合いが入らないわけがなく、今日という日のために男を磨いてきたのだ。

 その一環として、まずは髪型だろう。

 普段、千二百円そこらの近所の散髪屋で済ましていたところを、今回はその約四倍もする五千円ほどかかる小洒落た美容院に趣いたのだった。おかげで究極に平凡で凡庸な俺が少しはマシな平凡さを手に入れたと思う。

 続いて変化を求めたのは定番の服装だ。

 自慢ではないが、地味に定評がある俺はおしゃれにこれといって興味があるわけがない。頓着がないと言ってもいい。今年で高校二年になれど、未だに母親が気分で購入してきたなまじセンスのいい服に袖を通しているのがいい証拠だ。

 そこを、今回は改めた。近所の大型ショッピングモールに自ら顔を出し、ちょっとオシャレな服装が並ぶ店内で、妙に気さくでいい匂いがする店員さんからご指導ご鞭撻を賜り、おどおどびくびくして選びに選び抜いた服装が今日の気合を物語っている。

 そこに一切の隙はない。今日に至っては爪の長さからお札の数に至っても、これでもかというほど完璧に仕上げてきたつもりだ。つまり、今日の俺は一味も二味も違う。ガチ中のガチというやつだ。

 自宅を出て約十五分。住宅街を抜けると、先のほうに駅が見えてくる。徐々に背の高い建物が増え、それに比例して行き交う人々の姿も目立つようになってきた。

 今日は休日の土曜日ということもあり、街ゆく人たちは私服姿が大半で、時折休日出勤のサラリーマンであろう気怠そうな表情を浮かべる人たちも見受けられる。将来、どうせ働くことになるのなら、ぜひ土日が一定の休日となる職種に就きたいものだとつくづく思う。そして味わうのだ。今、こうしてぐうたらしている間にもせっせと働いている人がいる——というあの妙な優越感に。

 そんなことを考えていると、集合場所となっている駅前に到着しようとしていた。


「やべ、思ったよりも早く着きそうだな……」


 彼女との待ち合わせている時間が十三時半。スマホには現時刻は十三時と表示されている。つまり、約束の時間まで三十分ほどの猶予があるということ。

 これまで二、三度重ねてきた彼女との待ち合わせでは、すべて俺のほうが先に到着している。彼女は集合時間より十分から二十分ほど遅れるのがマストとなっている。


「……うし、近くのカフェで時間でも潰すか」


 そう呟いた後、ここは平常通り行き慣れたカフェで時を待つことをチョイス。度々待たされることに定評がある俺だが、事恋人を待つことに関しては全く苦に思わない。

 思うに、デートというものは待っている時間もデートに含まれるのだ。帰るまでが遠足なあの理論と同じ。

 少し浮き足立ちながら小洒落た店内でおもむろにコーヒーを頼み、今日はどんな服装で来るのかなと、彼女の服装に期待を膨らませて待つあの時間はなかなかどうして嫌いじゃない。これまで彼女という存在がいなかった俺だからこそ殊更そのように思える。

 そうやって、今日もお世話になりますよーと、いつものように飄々とした足取りで駅前に店を構える小洒落たカフェに向かっているときだった。


「ん?」


 本通りから一本外れた路地裏で帽子を目深に被った女の子と思わしき人物が、スーツ姿の男に絡まれている場面を目撃してしまった。


「……」


 思わず足を止めてしまったが、ふと疑問に思う。この後、俺は何をするつもりなのか。助けに入ったほうがいいのだろうか。それとも見て見ぬフリをして平気な顔で立ち去ればいいのだろうか。

 ふと周囲に視線を向けて見ると、俺以外にも気づいている人たちは何人かいて。けれど、通りかかる際にちらちらと視線を向けているだけで、行動に移そうとする人はいない。そこに、それ以上もなければそれ以下もない。言葉通り他人事。立ち止まる俺と視線が合うと、気まずそうに視線を逸らし、まるで後は頼んだぞと言わんばかりに足早に立ち去っていく。そこにスーツを紳士然と着こなす男も、腕に買い物袋を吊り下げた主婦も、スポーツウェアを身に纏ったおじさんだって例外はない。まさに対岸の火事。


「俺がやれってか……」


 誰かに言われたわけじゃないが、彼らから差し向けられる一瞬の視線がその気にさせてくる。謂れもない罪悪感が沸々と俺を苛んでくるのだ。

 しかし思い出せよ俺。今日は初めてできた彼女と迎える一ヶ月記念日デートなんだぞ? 面倒ごとに首を突っ込み、デートを台無しにしてしまったらどうする? 本末転倒だ。なら、見なかったことにすればいい。気づかなかったことにすればいい。誰かに咎められるわけじゃないし、逆にみんなやっている。俺一人が貧乏くじを引く必要はないのだ。赤信号は、みんなで渡れば怖くないのだから。

 そう結論に至った……はずなのに、俺の足は一向に前に進んでくれなかった。


「だあー、くそっ」


 赤信号は赤信号。ルールはルール。別にいい子ちゃんぶるわけじゃないが、みんなが平気な顔をして渡る赤信号を、俺も一緒に渡りたくないだけ。全員で都合が悪いことから目を逸らすことによって紛れるのは僅かな罪悪感のみ。自らの行いの重さが、悔恨の思いがまるっと綺麗に消えるわけじゃない。何より、この後控える彼女とのデートを純粋に楽しめなくなるが嫌だった。

 そう遠回りをしながら結論を出すことでやっと行動に移せる俺は、我ながら面倒な性格をしていると思う。が、これが俺なのだ。憎むべき平凡な俺という奴なのだから仕方がない。

 改めて覚悟を胸にした俺は、早速薄暗い路地裏に足を向け、なるべく明るい口調と笑顔を

 顔面に貼り付け一言。


「あっ、こんなところにいたんだ」


 駆け足で黒キャップを目深に被る女の子の元に向かう。


「え? か、彼氏いたの?」


 シナリオにない第三者の登場に、パリッとしたスーツを身に纏う男は薄い眉根を寄せた。優しそうな顔立ちをした男だが、俺は油断などしない。こういう時こそ憮然とした態度を保ち、いかに彼氏面できるのが勝利の鍵となる……と、以前覗いた『彼女がナンパに絡まれた時の正しい対処法』とかなんとかいうウェブサイトに書いてあったし。


「探したんだぞ?」


 男の言葉はスルーしつつ、やけに黒を口調とした格好の彼女に語りかけ続ける。嘘は言っていないし、男が勝手に勘違いしてくれる分には一向に構わないからだ。


「ほら、行くぞ」


 ここが勝負どころと睨んだ俺はそう言うが早いか、華奢な彼女の右手に手を伸ばした。後はこのまま経ち去ってしまえば万事解決。晴れて本当の彼女とうきうきデートに望めるというわけだ。目も前で唖然としている男には悪いがここは諦めてもらう。

 あれ? なんか今の俺って主役っぽくね? ヒロインを颯爽と助けるお馴染みの主人公って奴ですか? まじか。この俺が? 学校でも空気みたいな存在の俺が? おいおい大出世だなおい。

 なんて自画自賛してしまったのがいけなかったのだろう。一瞬でも自惚れた俺に待っていたのは称賛の言葉でも感謝の言葉でもなく、頬に走る痛烈な痛みだったのだから。


 ——ばちん。


 そんな痛快な音が、俺の頬を叩いたことで発生したものだと理解するのに時間を要した。追って、冬の冷たい空気に晒された三叉神経が悲鳴を上げる。


「邪魔」


 そして、叩かれたまま呆けた俺を、黒キャップの彼女はキッと睨みつけてくる。氷柱を連想させる冷徹すぎる視線に、背筋にぞくりとした冷たいものが駆け抜けていく。


「どきなさい」

「えっ?」


 未だに状況を正しく把握できていない俺は戸惑うばかり。だってそうじゃん? 助けに入ったつもりが、その返礼としてまさかのビンタをお見舞いされたのだから。戸惑わない方が酷な話ではないだろうかと俺は思う。


「いいからそこをどきなさい」

「あ、はい」


 それは、有無を言わせてくれない凄まじい迫力だった。鬼気迫ると表現したって過言ではない。気づいたときには気圧された俺の本能。すごすごと道を譲る体。自然界ならば、この時点で俺の完敗であったこと請け合い。いや、だって仕方ないじゃん、めっさ怖いんだもん……。

 そして当の彼女は、開いた道をランウェイを歩くが如く、真っ直ぐ伸びた背筋のまま、艶やかな長い黒髪を翻し、泰然とした態度で裏路地から退場していった。そんな後ろ姿に不覚にも見惚れてしまっていた。


「……」

「……」


 だが、忘れてはいけない。

 必然、状況に翻弄されこの場に取り残されたのは、未だに状況を理解できずに固まり続ける俺と、頓狂に開いた口をそのままにしたスーツ姿のおっさんだけだということを。だから、今、妙な構図と雰囲気が生成されているということを。


……いや、まじでどうすんのこれ?


 まあ、結果はどうにしろ、当初の俺の目的であった人助けという名分は達成されたので結果オーライではないだろうか。世の中には『終わりよければすべてよし』という言葉だってあるように。

 このご時世、結果がすべてではない宣う者もいるが、結局最後に求められるのは結果だけ。結果がすべてである。だからビンタされてしまったこともまた過程であり、悲観的になる必要性はどこにもないのだ。然り、この場面における非は俺にないと思います。

 と、現実逃避も無事終了したところで平凡な日常に戻ろうかしらんと踵を返したとき、不意に俺の肩をがっしり掴む者現れり。むむっ。これは……。


「ねえ君? 一体どこにいくつもりなのかい?」


 それは酷く優しい男の声だった。なれど、嵐の前に静けさのような不気味さを秘めた嫌な声でもあった。

 錆びついてボロついたロボットのようにぎちぎちと振り返る俺の視線の先には、能面のような笑顔を貼り付けた男性が一人。ひえー怖いよぉ……。

 内心怯える俺を他所に、聖職者のような優しげな微笑を浮かべ、男は滔々と語り出す。


「ところで君はキリストの新約聖書という書物を知っているかい?」


 新約聖書という書名に、先ほど打たれた左頬が不意に疼き出す。


「その聖書にはね、すごく素敵な言葉があるんだよ。ん? その呆けた表情から察するに君は知らないようだね。だったらこの僕から直々に教えてあげるよう」


「その聖書にはね……」と、そこで言葉を切り、蚊も殺さないような笑みを浮かべた男はおもむろに左腕上げると、すっと目を細めて笑う。

 そして、怒気を孕んだ声を声高らかに上げながら、限界まで振り上げた左腕を、男は俺に向かって振り下ろしてきた。


「右頬を差し出したら左頬を差し出すのさっ!」


 びゅんと空気を引き裂きながら鞭のようにしなる左腕から放たれるそれは、見紛うことはない無慈悲な平手打ち。つまり、ガチビンタである。一切の躊躇と慈悲を捨てた大人の怒り心頭ビンタだった。

 だか、そのビンタをにょきっと俺は躱してやった。


「ちっ、外したか。すばしっこいな。なら、これならどうだ!」


 不意打から繰り出されるは右手のビンタ。だがしかし、それすらもぬるんと俺は回避してみせた。

 すると、二度も攻撃を躱された男は、若干涙目になりながらギロッと俺を睨みつけてきて、とんでもないカミングアウトを口にしたのだった。


「避けんなよ! 僕の童貞卒業を邪魔してきたくせに!」


 …………えっ? なに? もしかしてあれって襲われていたとこじゃなく、ただの援交現場だったの?

 今更そのことに気づくと、くそ!っと本当に悔しそうに地面を叩き涙する男が哀れに見えてきた。ちょっぴり罪悪感を刺激され、俺の優しさが不意に顔を出す。


「なんか……すみません」

「すみませんで済んだら警察はいらないんだよ!」


 正論だ。紛ごうことなき正論である。けれど、そんな彼に、いや、そんな彼にだからこそ、俺から伝えなくてはならない言葉もあって……。

 意を決した俺は、手をぎゅっと握り締めると、心を鬼にして口を開く。


「でも、援交は犯罪です。あのまま童貞を卒業したとしても、あなたの卒業は真の卒業とは言わないはずです」

「くっ!」

「ですが、幸運にもあなたは大事な一線で踏み止まれた。真の童貞として卒業できる可能性があなたにはあるんです! 夢を捨てないでください、希望を諦めないでください。あなたにはまだ救いはある!」


 そう力説して、俺は男性の背後を指差した。俺の指が指し示す先に見えるは裏路地を抜けた先に広がっている欲望が渦巻く世界。平たく言えばこの付近に暮らす地元民には有名なあの風俗街である。


「ぼ、僕に……あの戦場へと踏み込めと君は言うのかい」


 俺の指した指の行方を追った後で男性が力なく呟いた。


「はい、なんてったってあそこは合法です。合法で事を為せるんです。真の卒業を目指すのであればこその道です」

「で、でも、僕には……」


 彼は口惜しさそうに口を噤んだ。その表情からありありと伝わってくるは苦渋の思い。


「つまり、勇気がない、と?」

「……」


 返事はなかったが、得てしてそれが明確な答えになっていた。きっと彼も気づいているのだろう。初めからそんな勇気があるのなら苦労はしないと。だからこそ言葉にできないのかもしれない。でも、だからこそ俺はあえて口にするだ。


「ふっ、所詮あなたの童貞卒業にかける思いはその程度だったと言う事ですか。散々人に拳を上げておいて、いざ事を成そうすると及び腰になる。この腰抜けが! がっかりだ! これ以上あなたに付き合っていても時間の無駄のようだ。失礼させてもらう!」


 そう一方的に捲し立て軍隊員よろしくきゅっと踵を返す。そして勢いそのまま路地裏から脱出しようとした。

 まあ、要するに逆ギレしてこの場からの脱却を図ろうとしたのだ。

 ……だがしかし、やはりというべきか、現実とはそう簡単にはできていなかったらしい。

 残すところ後一歩のところだった。この窮地から抜け出せるかというところだったのに、その直前、背中越しに聞こえてきたのは地獄の底から湧き出てきたような怒気に満ちた声。


「……さっきから好き勝手言わせておけば、人のことを童貞童貞と連呼し、挙げ句の果てには腰抜け野郎などと……」

「……」


 恐る恐る振り返ると、案の定、そこには怒れる鬼の姿があった。


「だいたい君が邪魔をしなければあのまま僕は、いや俺はあのまま童貞を捨てられたんだゴラァ!」

「やっぱこうなるオチかよちくしょう!」





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