「お前もかい」を含む小説

退魔師見習いの奏《かなで》は、見回り中に赤い瞳の男と出会う。 「俺は、お前らが蚊と呼ぶ存在の王だ」 「…………はぁ？」 彼は愉快そうに笑いながら、奏の首筋に牙を立て……。 …

　“何故君は命を絶ったのか”――愛する妻・紗良《さら》が自殺してから半年。曽根崎佑《そねざき・たすく》は、未だ妻の死を受け入れられずにいた。 　息子の竜樹《りゅうき》とはギスギス…

嫌いな幼馴染がいる少女の小さな罪とその罰の話。 恋愛としての百合要素は強くないです。 ※この作品は「小説家になろう」にも投稿しております

いつも微妙に視線が合わない風紀委員長。彼女に疑問を投げかけた副委員長は、彼女に「人の気力が風船で見える」と教えられる。 ――私の視界が君に理解できるわけないよ ――俺には何も…

「桃太郎、お前をこの鬼退治パーティから追放するわん！」 桃太郎は３匹のお供たちからパーティ追放を宣告されてしまう。イヌたちが言うには、桃太郎だけが異質であり、仲間としてふさわしく…

モンスターを狩って生活するノーデンは、意を決して告白するが玉砕。自身の薄毛を呪っていた。 傷心のまま八つ当たりのためにダンジョンへ向かい、そこでモヒカンを蓄えたゴブリンに出会う…

「どうしてあたしが怒ってるのか、分かる？」 「……お前それ、答え合わせできるの？」 　…他、掌編「七夕だから牡丹餅」も収録

【30分小説】北斗七星 （2010初稿・2023改稿）

「レイチェル・ワグナー、今読み上げた諸々の罪により、お前を国外追放とする。そしてこの瞬間をもって、私はお前との婚約を破棄する！」 　成人パーティーの席でわたくしは、殿下に断罪追…

「友達が欲しい」と、短冊に書いた玲央。その帰り道、目の前に突然、毛むくじゃらの不気味な物体が現れた。そいつは「友達になってやるよ」と言い、後をついてくる。家にまで居座り、学校にも…

成績は学年1位。文武両道でサッカー部。ましてや芸術の才能もありピアノのコンクールで全国大会優勝。高身長で美麗な顔立ち。誰もが羨むような理想的な生活をしてきた蓮。この先もずっと自分…

【7/7完結しました】僕ことタケオは、友人バイスと漫画を合作しているどこにでもいる普通の高校生だ。ある日、そんな二人の前に現れる１０年後からきた「僕」。ってお前、誰だ！？どうみて…

第一章 テオドールと旅の仲間の魔法使い 　魔王討伐後の騒動も一段落した。公爵である私は、後継者である嫡男リシャールとともに、国と公爵家の発展のために務めている。娘シュザンヌと娘婿…

圧倒的戦力で人間界を蹂躙していた魔王軍だったが、突如現れた最強の戦士「勇者」によって戦況を覆され、本拠地である魔王城にまで攻め込まれてしまう。参謀である暗黒魔導士は「肉体を究極の…

　第一回カクヨム短歌・俳句コンテストの短歌・Ⅱ十首連作部門の応募作です。 　僕が普段愛でているイモリ四兄妹の、（多分）こう思ってるであろうということ、また、イモリを外側から見た…

木生ウララはダサいことが嫌いだ。周りの人間全てダサい、私が１番カッコいい。それを思えば１人でもよかった、１人でいることを望んだ。ぶち壊したのは全部お前、家も顔も性格も知らないお前…

重度の厨二病である主人公の桜井 達也。 いつもいっしょにいる友達の黒木くんとダンジョンに向かったある日のこと。 ミノタウロスに襲われている美少女配信者を見つけた。 そして厨二…

——絶対に、お前から逃げてやる 籤浜伊吹（くじはま　いぶき）は、長年、跡取りを強要する父から逃げ回っていたが、ある日、突然、中高の同級生の親友の弟、犀陵刹那（さいりょう　せつな…

人々が皮膚呼吸と呼ばれる呼吸法で空気中の窒素から他の元素を生み出す｢魔法｣が使えるようになった世の中｡ 将来に夢がない高校生の凪人は､世界で唯一人を操る能力を使える事を知る｡

殺人ミステリを読んだので私も書いてみたい！と思ったけど何のトリックも思い浮かばず推理もクソもなくなったやつ。 偏った腐女子観がキツすぎてダメージを負う人もいると思うのでご注意。…