「（んなわけない）」を含む小説

終戦記念日なので。 花火には、鎮魂の意味合いがあるそうですね。 戦後78年。体験した方の話を聞く機会は、年々減っています。 私自身、直接体験したわけでもありませんし、ただ、直接聞…

「小説はこう書け！」みたいなことは言いたくない。書きたいように書けばいいと思う。 ジャンルは創作論・評論にした。他にいいのが無いから。でも、「論」をしたいわけじゃない。「論」を…

漢字が苦手で困っている「おれ」が不思議な筆を拾うと……！！ 文字の神様が現れて、楽しい漢字の学習方法を教えてくれた！ 漢字を楽しく覚えていくよっ！ 学習漫画ならぬ、学習児童小…

　2006年5月、世田谷区の一角にある河川敷で一人の日雇い労働者の撲殺死体が発見される。一見ありふれた殺人事件に思われたこの事件だったが、どういうわけか男のポケットから私立探偵・…

　発声練習などで「アメンボ　赤いな　あいうえお」と声出しをすることがあります。 　通称「アメンボの歌」、これは北原白秋が発表した「五十音」という詩です。 　もともとは、語呂合わせ…

とある山奥の道場に、大賢者の後継が暮らしていた。 かつて世界を救った英雄の一人、煩悩を捨て去り悟りを開くことで大賢者と呼ばれた男の教えは、現代にも受け継がれていた。 当代の大賢者…

虫取りするガキをニコニコ眺めるお姉さんの謎を描いた作品です。 「虫取り」と「ガキ」の定義が定められていなかったので、好き勝手しました。

生き方に正解なんてない。そもそも問題が出されていないのだから、そこを悩んでも答えが出るわけがない。ただそれだけの単純なことに気づくのに、私はどれだけ悩んだことでしょう。 うつ病…

”中身重視です” プロフィール欄には確かにそう書かれていた だから彼女と会うことにしたんだ 別にじぶんの人間性に自信があるわけじゃない ただ言葉の薄っぺらさが気に入った 結局、彼…

大正から昭和中期まで生きた男、榊《さかき》源三郎《げんざぶろう》は天寿を全うした後に天国に還り、現在は天国の役所に勤めている。 源三郎は突然の人事異動により召喚に応じて地獄の法…

晴れて高校生になった西園寺グループの御曹司、西園寺要。小中と私立のおぼっちゃま校だったのに、なぜか公立の高校に行くことに。それには西園寺家の人間の体質と謎の風習が関係していた。 …

『競作：虫取りするガキをニコニコしながら眺めるお姉さんの謎』参加作品。頑張って書いてはみた。そこら辺のガキに目ぇつけるお姉さんが普通なわけないし、目ぇつけられる方も普通なわけない…

（この作品は移行したものです）　 気がつくと、灰色の空間にいた。 声をあげても、反響するわけでも吸収されるわけでもない。 ここでやることは1つ。「死ね。」ただそれだけ。 （この小…

「あたしに解けない謎なんて……ないんだよねッ！」 　そう息巻くのは七歳の小学生、七寸《しちずん》りずん。ボク、六家《ろくいえ》ワソトはそのりずんの助手をやっている。助手だと言え…

　不登校の高校二年である青井夢のバイト先に、羽賀蓮という謎の後輩が現れる。金属バットと野球ボールとグローブを装備して同じ高校の制服に身を包んだ彼女は、「野球しに来ました」などと言…

私が生まれ育った福岡のとある村では、「子供が山道を通るときは、紫のハチマキをつけないといけない」という決まりがありました。 夏休み中のある日、川で水遊びをしていたら、年下の子が…

世界の様々な表示は昔よりもっと細かいところまで表示されているようだが、その理由は技術の進歩ではないようだ。

「魔法のお守り」短編小説コンテスト応募作。 黒竜の血の杖 制作：つえつえ堂 いにしえの魔道保管庫から発見された杖。媒体は竜の血だと伝えられている。 　男がへらへらとしながら…