言語IQ148のうつ病患者が、ひたすら七転八起するエッセイ

モホロビチッチ不連続面

どう生きるのが一番かなんて今もわからない。私は雰囲気で人間をやっている。

​​​​​​​​​​​​₍₍ (ง ˘ω˘ )ว ⁾⁾一人ささやかに活動再開記念のダンスを踊る私 


 お久しぶりです。私のような弱小物書きなど、ほとんどの人にとっては初めましてでしょうが、一部の待ってくださっていた方々のための挨拶もさせていただきます。

 

 このエッセイは、私が自分のブログに書いた日々の愚痴や失敗を整理したものとなります。私のブログをすでに読んでいるという方は、ほぼほぼ同じような文章なのでこっちを読んでも仕方ないということをさきにお知らせしておきます。


 さて、私の自己紹介ですが……


 心細さのあまり友達とのLINEに愚痴や思索を垂れ流し、「それだけネタがあるならブログでも作ればいい」と言われてから数年が経過!


 今やっと重い腰をあげてブログ開設に至るまでの間に2回ほどうつ病が悪化して長期入院し、復学しても体調不良で留年し、休学分と合わせて同年代とは2年遅れで新卒カードはほぼ失効! 


 良いことと言えば、半年以上の入院で生命保険金が200万下りたことと、支援が必要な重度障害で年金が貰えるようになった​​​​​​ことくらい!


 ほんっと、この世ってクソだ! こんな脆弱な肉体と脳みそに頼らなければ自分の存在を維持できない、この世界の仕様そのものが人類の敵だ!


 ……あっ、支えてくださる方々には直接的・間接的問わず感謝していますよ、本当に。制度が無ければ障害年金だって無いんですから。そういうところは世の中捨てたもんじゃないと思うし、恩を返すためにも今は勉学と就活を頑張ってます。


 さて、書こうと思えばこの坂道を転げ落ちるような勢いのまま最近の愚痴や失敗をいくらでも書けるんですけど、初回は自己紹介をすると決めているので、一旦自分を抑えて、私がどのような人間かということを説明させていただきましょうか。


 小学生の時は典型的な変人タイプの神童だった私は、当然のようにはみ出し者となり周囲の人間からはいじめられておりました。

 それ自体はまあよくあるタイプの悲劇で、学校以外の世界を知らなかった当時の私はそういう物だと思っていましたし、今冷静に考えても特に恨みとかはありません。​


​​​​​(全くないよ、ホントダヨ?)​​​


 世の中には元いじめられっ子が自分をいじめていた人間が所帯を持ったと知って腸が煮えくり返る、みたいな事案もあるらしいですが、私は別にいじめっ子が更生して良い人間になっているのだとしたら、今更昔のことを掘り返しても仕方ないと思っています。(​​私も私で小学生の時は結構やんちゃでしたから、若気の至りを責められる立場でもありませんし……)


 この小学生時代の私が本当に可哀想だったのは、テストを受ければ全教科満点・偏差値80超えは当たり前で、挫折を一度も味わわなかったこと。

 そして、周囲と比べて自分があまりにも抜きんでているせいで、自分より上の人間なんて外を見ればいくらでもいるということに気づけなかったことでしょう。​​


 私は、人生全体の基礎になる生活習慣を身に着けるべき時期を、努力する習慣を一切身に着けることなく終えてしまったのです。今思えば、私の人生はこの時点で、遅かれ早かれ一度破局する運命でした。


 中学生から高校1年生までのことはあまり覚えていないのですが、高校2年生からのことは今もほとんど鮮明に覚えています。得意の理系科目は相変わらず絶好調の一方で、ボロボロだった世界史の点数と、ほんのちょっとだけわからないことがあった物理。

 正直なところ、ちょっと努力すればなんとかなる程度の綻びだったと思うのですが、努力する習慣が身についていなかった私は、その綻びを放置してしまいました。


 ずさんな縫い目は、バラバラになるしかないんです。


 高校3年生になってようやく「このままではまずい」と気づいた私は、とにかく雑に勉強時間を増やして巻き返しを図りました。しかし、毎日のんびり生きていた人間が、いきなり生活の全てを勉強に費やして、健康でいられるはずが無かったんです。


 私は、うつ病になりました。それも、とてもひどいやつです。自力で歩いたり、トイレに行くのにすら支障があり、勉強なんてしている場合ではありませんでした。


 そんな状態でも地元の大学には進学し、周囲の人々に助けられながらなんとか生きています。大学生活がどんなものかは冒頭に毒づいた通りですが、不満ばかりというわけでもないです。やや今更ではあっても努力を習慣づけることはできましたし、すきま時間に世界史を学びなおしたり、哲学に手を出したりして、その過程で人生の奥深さに気づくことができました。

 

 なんというんですかね。夢の中で突然、「あっ、これは夢だな」と気づくみたいに、人生の中で突然、「あっ、これが人生なんだな」と気づいた瞬間がこの時期でした。涙とともに食べるパンとか冷や飯みたいな、そういう味も全部ひっくるめて人生の味なんだな、みたいな? 

 というよりは、真っ黒な絵の具が、実は全部の色を混ぜたこれ以上ないくらいカラフルな物だと気づいた、という感じかもしれません。

​(なに格好つけた言い方しようとしてんだ、こいつは)​


​ 自分自身のご機嫌を上手く取りながら、やるべきことをきっちりやる! 


 それを一時的に頑張るだけじゃなくて、毎日習慣づける!


 同じ朝、同じ夜がないように生きる!


 そういう充実した生き方が、やっとできるようになった、のですが……

​​​​ やっぱりねぇ! 辛いものはぁ! 辛いのぉ!​​​​

​​

 そうです、辛いものは辛いんですよ! だって考えてもみてくださいよ! 学校の成績以外書くことのないような人生を歩んできたぶったるんだ人間が、いきなり健康を意識した規則正しい生活をしないとただ生きるのすら支障が出る状態になったんです!


 しかも、そんな生活をしていても、頭痛と吐き気が収まらないんですよ!? 今も頭がズキズキ痛むのを我慢しながらこの文章を書いてるんです!


 ​​​私には息抜きがぁ! 適度な息抜きが要るんです!​

 ……と、いうわけでね? これから皆さん巻き込んで、私が毎日どれだけ七転八倒して、もがき苦しんで、そして立ち上がっているかっていうのをそれはそれは面白おかしくここには書いていくつもりなので! 皆さん、人生に疲れたときにでも立ち寄ってください!


 そして皆さん、苦しむ私を見て笑いましょう! 大丈夫です、私は皆がどれだけ私を見て爆笑しても怒りません! 人間なんてしょせん滑稽な生き物です! 


 人生は何もしないには長すぎるが、何かするには短すぎる、みたいな言葉もありますが、それはそれ!​ 

 いくら短いと言っても、ほとんどの人生は80年前後あるんです! ずっと真剣に生きるには長すぎます!

​ 

 本気でぶつかって心折れるより、ダラダラでもいいから続けた方が、何事も上手くいくもんです!


 まあまあ皆さん、疲れた時はカフェオレでも飲みながら、真剣にダラダラ生きようじゃありませんか。どうせ緻密な計画を建てても壊れるときは一瞬なんですし、​雰囲気で生きましょうよ。

​​​​​​​​​​


​​






 

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