「終末もの SF」を含む小説

地上を破壊した星の欠片をエネルギー源にして、地中で生きている僕と相棒。 いつ滅ぶかわからない世界で、僕たちは生きるためひたすら星を追いかける。 終末SF風の短編です。

七つ目の羊が生まれてから、人類は度重なる厄災を経験していた。社会は混迷を極め、政府は機能しなくなっていた。荒れたマンションの一室で、一人の男がどうにか生き延びていた。 「小説家に…

　電線渡りの幽霊。 　日本各地で噂になっている、妙な噂。 　電柱から電柱へ、電線を渡って歩く少女がいるらしい。 　幽霊みたいな白装束というわけでもなく、黒のライダースジャケ…

　いつかの時代、どこかの世界。一人の旅人は気の向くままに、放浪と数多の「世界」を渡り往く。一人の顔無き少年は目指すべき夢を探しに生涯を旅に捧げる。一人の心無き少女は、醜くも美しい…

世界の終わりは案外と静かにやってきた。 終末世界を旅する少女と猫耳少女の物語。

　20XX年。世界の歴史が二十二世紀にはいろうとしたその年に、イースター島（ラパヌイ）に生じた大穴からは金塊・高級装飾品・グランドピアノなどあらゆる物品が噴き出す。最初こそ狂喜…

12月24日、クリスマス・イブ、謎の組織による世界の終末が始まった。 それにより、改造人間にされ、更なる希望を奪われた主人公達が、 元の生きがいを取り戻すため、動き出す。 終わり…

主にSF、近未来モノを中心に短編を置いていきます。

謎の病で人々が消えゆく世界。 20年前に兄を失った怜は、35歳になり結婚することになる。 人々がいくら幸せを謳歌しようとも、消失は止まらない。 人類が終末に向かう中、怜は渦巻…

そう遠くない未来。 世界は戦争によって滅びた。 空は常に雲に覆われ、海は干上がり、地上には動植物の姿もない。 動くものといえば、エラーを起こした戦闘用ロボットばかり。 世界は終…

＜KAC20215　スマホ＞ ミキは友達と二人山の上の温泉に来ていた。そこで見たまぶしい光と共に台地が大きく揺れた。 日本が世界が終わる。残された人々は最後に未来に向けてメッセー…

カルロスはついに追い込まれた。 死刑囚として政府軍に捕まるか、自由を求めその「橋」を渡るか。 しかしその橋を渡るということは「死」を意味していた。 ※【毎月更新】短編集　５分で…

近未来、大規模な戦争が起こると、博物館は生存に不要なものとして打ち捨てられる。 そして戦後、崩壊した博物館を再建させようと大国が連携し、一つの条約を作った。 『地球文化財保護条…

砂漠と化した終末世界で一人旅をしていたチホは、四人の少年少女と出会う。しかし彼らは、チホを含めた五人全員が《ハーフ》という半機械人間なのだと告げる。記憶のない世界規模の戦争、自身…

空いた時間に、サクッと読める小説を書いていきます。 SF(すこし、不思議な)作品が多めです。 人生に疲れた時に読むと少し心が楽になるかもしれません。 ※人によっては残酷と思える…

「『セカイの中心』である彼らの人間関係や精神状態が修復不可能なまでに悪化した時、彼らの専有領域は何らかのかたちで『滅亡』する。それを未然に防ぐために、きみたちを保護しているんだ」…

友人のSS企画用短編。 人類の終焉は原因も解析できないような急襲によって訪れた。

第10話で第1章完結。 人々が電気忘却症になった直後、あるテロ集団が人々を無差別に誘拐し始めた……。 五年後、ある二人の出会いから次々と真相が明かされていく。

普通の高校一年生・高井戸和真（たかいど・かずま）は、とある事故に巻き込まれ、 付き合い始めたばかりの歳上彼女・解柔院薫子（げにゅういん・かおるこ）を守って死亡した。 薫子は持てる…