「空色」を含む小説

有栖川 アリアは優しい母親に愛されて育つも、筋力が衰えていく難病により、十歳という若さで亡くなってしまう。 もしも、もう一度人生があったら……。 そんな想いが成就して、白銀の髪…

アストリア王国の幼い姫は、国を蝕む【病気】から守られるために、お城の部屋に囲われている。 ひとり空色の髪を梳かし、窓から町を見て、本を読んで、星を見る。 そんな孤独な姫と、姫の部…

勇者デインは魔王を倒し、世界を救った。 しかし、心に深い傷を負った彼は、富も地位も手にすることなく世捨て人になった。 それから二十年――。 枯れ果てたおっさんになったデインの…

━概要━ こちらの作品は、天野蒼空さん主催の ｢空色チャレンジ｣参加作品です。 書き下ろさせていただきました！ 完全オリジナルなため、展開に少し不安が··· そしていつのまにか、…

３・１１の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。７年目のケジメをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろ…

これは、記憶と想いを巡る物語。 ロシアの民話に彩られた、美しくも残酷な恋愛譚。 前世の記憶を持ってしまったがために、現世でもがく覚醒者。 一方で、そんな事とはつゆ知らず、自分の…

東京の片隅に建つ金剛寺で、日々祖父のもとで修行を受ける空色真魚(中学三年生、彼女なし)は、やりたいことと現実の間で板挟みの日々を送っていた。 そんなある日、いつものように仏様に…

　陽の傾いた空色をみて、秋も深まったな、と何に影響されてか考えていた。私はお互い部活動に入っていないリコと、コンビニの前でアイスをかじっていた。もう暑くないのだから、アイスを食べ…

人間の生活がオンライン上でほとんどすむようになった少し未来。 特別の意味が変わってしまった未来で、出会うもの。 百合のつもりで書いています。

　ああ、はい。分かってましたよ。こうなることくらい。 　今日は、君の二十回目の誕生日。君は、私の部屋のベランダで星ばっかり見てる。私のことなんて見ずに。

夏休みも今日で最後。 何も思い出も残らず終わるのが嫌で、私は家を飛び出した。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

　私には苦手な人がいる。それは___ 「あっ！おっはよー美咲ちゃん。」 　私の通う高校の同じクラスの光希（みつき）君だ。しかし、ある日、光希君が夢に出てきた。それから光希君が頭か…

メルカトル図法の、テーブルトークのマップです。

「暑い、、暑すぎる、、」 溶けかけている空色のアイス。 明るく照りつける太陽。 どこまでも青い空。 そんな暑い夏。 彼の瞳に映る色は、、？ ※この作品はBLものになっています…

一時間小説です。 【第177回フリーワンライ】 あなたに会いたい

天野蒼空さんの企画「空色ワンライ12回」への参加作品です。 お題　「時計」 　　　「途中で雨が止むこと」 　　　「何か重要なことを告白する」 今回は1000字ちょっとの短編に…

空色ワンライさんの第12回のお題 「時計」で書かせて頂きました。 ☆雨が途中で止むこと ☆なにか重要なことを告白をすること

"僕”は視覚障害を持つ美大志望。青い色が全て灰色に見える僕と、「空色とは何か」を説く"彼女"の、「色」を巡る美しくも悍ましい物語

━概要━ こちらの作品は、天野蒼空さん主催の｢空色ワンライ第12回｣参加作品です。 お題 : ｢時計｣ 　　 ｢途中で雨が止むこと｣ 　　 ｢何か重要なことを告白する…