誰だってちょっとは背伸びしたい見せびらかすように隠れるように。宙に赤い点が光っている私にもちょうだいよと言う誰かの声とくわえたソレなんかの苦さでは到底紛らわせないほど甘くて柔らかくて痛烈な不意打ちを食らうそんな少年少女の一幕