概要
リコが買ったのは一三〇円のラクトアイス、私は六〇円のアイスキャンディー
陽の傾いた空色をみて、秋も深まったな、と何に影響されてか考えていた。私はお互い部活動に入っていないリコと、コンビニの前でアイスをかじっていた。もう暑くないのだから、アイスを食べたい気分ではなかったけど、コンビニに立ち寄るのは何だか日課となっていたから、仕方なかった。リコは夏が終わることに対抗していたのかもしれない。
リコが買ったのは一三〇円のラクトアイス、私は六〇円のアイスキャンディーだ。
リコが買ったのは一三〇円のラクトアイス、私は六〇円のアイスキャンディーだ。