「合戦」を含む小説

【完結しました！　応援、感謝！】 ～～ 館に監禁された十人。状況の掴めぬ僕らに告げられたルール。 「貴様ら方がここを出る方法はただ一つ。首謀者を特定し処刑することであります！」 …

鎌倉時代。地頭の息子・賢寿丸は父に連れられて荘園にやって来た。そこで荘園に住み着いたという和尚・道西と出会う。道西は細かい指摘で物事を見抜いていく。道西に関心する賢寿丸だが、道西…

【あらすじ】 南北朝時代、南朝の宰相、そして軍師ともいうべき、准后（じゅごう）・北畠親房、死す。 その兇報と共に、親房の臨終の言葉として、まことしやかに「その一言」が伝わってきた…

ある日、普通に学校から帰宅していた中学2年、北川遥斗。雨宿りするために入った神社の中にあった剣が光り、目を開けるとそこは合戦の真っ最中！？なんとか逃げ出すとそこには足軽時代の秀吉…

　平安時代後期、陸奥の地の覇権を巡り、１２年に及ぶ熾烈な合戦が繰り広げられた。 　後に前九年合戦と呼ばれるこの大きな戦乱の中で、官軍将兵らを最も恐れさせ、そして心を奪った女武将が…

驕れる者も久しからず。 栄華を誇った平氏も、寿永四年三月の壇ノ浦で最期の時を迎えようとしていた。 味方の首が次々と上がる中、ある武者はただ一人、焼石に水と知りながらもなお孤軍奮闘…

時は弘安、一人の若き「西国御家人」が、蒙古来襲の最中に命を落とし、その甥となる者が生を受けた。 その「家」ーー阿蘇一族の持つ強大な権力を憂慮し、九州支配の要と見た幕府は、一族を完…

基通三部作の第三弾です。 最終話の今回は、無能と言われ続けた近衛基通が主人公です。 基通は後ろ盾だった平家を裏切って後白河法皇の寵臣となり、親子そろって無能と言われながらも、現…

歌舞伎・浄瑠璃の名作者近松門左衛門の新作が発表された。 清国の台頭と明国の滅亡に深く関わった鄭成功をモデルとした『国性爺合戦』である。 実はこの史実に基づいた作品には決して世に出…

狸、狐、人間。三種族を巻き込む、令和発、要素てんこ盛りボーイミーツガール！ 『小説家になろう』にも投稿してます！

とある片田舎の町にある喫茶店【ストロベリームーン】は、妖や神使達がやって来る、不思議なお店…… その裏庭で毎年大晦日が近づくと、密かに繰り広げられていた戦いに決着は着くのか？

人でなし所謂「魕」、そしてそれらが垂れ流す泥が沈澱してできた街、泥酔ガイ。暴挙、冒涜、忘却がひしめき泥酔ガイは限界を迎える。 人界を追いやられたもの達は復讐を掲げ、人界にゆっ…

河内源氏アンソロジー「河内源氏大鑑」に寄稿したものです。発刊から一年以上経ちましたのでウェブ公開いたします。 源平合戦、奥州へ落ち延びる義経の吉野山でのお話です。源九郎狐の伝承を…

源義経ＶＳ平家。 源平合戦ラストバトルの、壇ノ浦の戦い。 実はこの戦い、歴史の節目のひとつにもかかわらず、具体的な戦の内容が現代に伝わっていません。 義経が八艘飛びしたとか、 …

能「敦盛」では、源平合戦の一ノ谷の戦いで、若干一六歳の敦盛の首を取った熊谷直実がその弔いに蓮生（れんせい、あるいは、れんしょう）法師として一の谷にやってきます。そこで敦盛の亡霊と…

喧嘩ばっかの狐の村と狸の村 このままではいけない！！ だから村長達は、お互いの村に名物を振る舞い仲良くさせようという計画を立てました。 『美味しいうどんを作る』『美味しい蕎麦…

基通三部作の第二弾です。 今回は近衛基通の正室だった清盛の六女・完子のお話です。 彼女は一男一女をもうけましたが、男子は早世し、女子の動向は分かりません。 夫の基通は平家の都落…

人間五十年でおなじみ幸若舞の『敦盛』、あるでしょう。実は平敦盛って激アツ熱血マンだったって知ってました？　俺も知りません。 ※幸若舞『敦盛』については岩波書店『新日本古典文学体…

戦い、それはいつ始まるかわからない。 そんな仁義なき不毛な戦いが小さなスーパーのインスタントラーメン売り場でも繰り広げられる……。 果たして勝利の女神はどちらに微笑むのか。