東国武士の熊谷直実は、戦場でも笛を嗜む公達の美少年、平敦盛の首を掻き切ってしまう。修羅道を行く己の所業に深い悲しみを感じ、敦盛を弔うために出家する。有名な歴史上のエピソードですが、こちらでは耽美な香りとエロス漂う、夢うつつな語りに酔いしれましょう。