「二月」を含む小説

これはとある夫婦のとある日常である。 世間では、恋人達には特別な一日でも、二人にとってはありふれた日常。 ――――――そんな二月十四日の出来事。

ゲームの攻略本を愉しみながら読んでいたという方に感銘を受けて書いた掌編。 一応バレンタイン話ですが、あんまり関係ありません。渡されるチョコは友チョコです。

二〇四五年二月十日。 インドネシア諸島に出現した一体の巨大生物が、僅か数時間で百万もの人命を奪った。人類はこの危険な巨大生物の撃破を試みるが、巨大生物は人類の想像を超える力を次々…

同じサークルで、帰り道が途中まで一緒。「僕」こと碓氷と明快な陽キャ・三柳の二人だけの時間は主にそれである。 地味で厭世的な碓氷は、華やかな見た目からイメージしにくい「文芸部」に所…

令和二年二月二日二十二時二十二分とか2がそろった日である。 更に、2020年だ。 これは何かが起きるに違いない。 そして物語は2月22日へ

地方から上京して、東京の三流私立大学に通うオレ。 とある冬の二月、ボロアパートの一室でこたつに入りうたた寝していたら突然のチャイムの音が。 ドアを開けてみると、そこに立っていた…

風は切り裂くように冷たく、様々なものから温かさを奪う二月。 大学受験を間近に控えた、高校三年生の久瀬(くぜ)広海(ひろみ)。 広海は自分が信じた物に、ことごとく見捨てられていく。…

【第四回　カクヨムＷｅｂ小説コンテスト　ラブコメ部門　大賞受賞作　角川スニーカー文庫より書籍１～２巻発売中　ヤングエースUP等でコミカライズ連載中　コミック１巻発売中、２巻は２月…

　パリオリンピックを数ヶ月後に控えたニ〇ニ四年二月、かつてのオリンピックメダリストたちが暴漢に襲われるという連続事件が発生する。自身のコーチも被害に遭った女子ウエイトリフティング…

　主役である葵は勇貓皇国の北にある寂れた村、潘で華やかな都会に出ることに憧れる貓。黄金地に黒い縞模様と黄金色の瞳を持つ十五歳の雄だった。そして葵は通常長いはずの尾が切られた短尾だ…

診断メーカー「さみしいなにかをかくための題（https://shindanmaker.com/595943）」（@inu06様作成） を利用して書きました。

　栄の国には女子は成人の証に歯を抜く風習があった。しかし都・楽安で育った史湘雲(ししょううん)は父の方針で歯を抜かないまま十九歳を迎え、気ままに書画を愛でて暮らしていた。その年、…

世紀末の一九九九年二月のこと、ある町で一件の殺人事件が起こった… 「小説家になろう」にも掲載しております。

時は幕末。二月前に父を亡くした少女、天野美湖（あまのみこ）は、ある日川辺で一枚の写真を拾った。 落とし主を探すべく奔走するうちに、拾い物が次々と縁をつなぎ、彼女の前にはやがて導か…

戦後間もない頃、日本に突如フィズと呼ばれる怪物が出現し、人々はフィズによって絶望の淵に立たされた。 しかし、その危機をヒーローと呼ばれる存在が救い、ヒーローはフィズと戦い続けた。…

　建国記念日に地球外生命体襲来！　 　千代田区に円盤が滞空し、天皇皇后両陛下、内閣総理大臣、衆参正副議長、最高裁判所長官が人質に囚われる。また、世界各地に円盤が侵攻した。米軍は苦…

降りかかってきた火の粉は払わなければならない。 【シリーズ三作目】 同題異話一月「貧乏くじ男、東奔西走」第五話（改稿版）に登場 同題異話二月「それでもこの冷えた手が」 そして本…

手が冷たい殺し屋の話。 ※「同題異話・二月号　　それでもこの冷えた手が」参加作品。

心臓は止まった。脳は活動を停止した。脈はもうない。息も聞こえない。なのに何事も無かったように起き上がり、生活を営む死者がいる。 そんな死者の心について研究をする博士の助手を務める…

アウトドア好きの父によって釣りに連れてこられた、インドア派の息子。 彼を癒やしてくれる唯一の存在、カップ麺。 夢月七海さんの自主企画 「同題異話・二月号　　それでもこの冷えた…