「SFかなぁ？」を含む小説

長期探査航海を控えた第13調査大隊は緊急要請にて月研究所からの回収任務を行うが、そこにあったのは人間の脳髄を詰め込んだデバイスが繋がれた、非人道的な戦闘機だった— 近くて遠い…

冬場に打ち捨てられた金属製の河童の末路。 銀野 沙波／ギンノ イサナ様　【三題噺】「子ども」「木枯らし」「祭りの後」 https://kakuyomu.jp/user_ev…

以前こちらで公開していて、マイナビ出版から電子書籍化致しました自作が書籍化から３年経過、完結から５年以上経過したと言うことで、試し読み用に１章と２章の１話を公開致しました（こちら…

先日、妻が死んだ。 彼女を安楽死させなかった僕は、周りから人殺しでも見るような視線に晒されるようになる。

朝、いつものようにリモートワークのためＰＣを起動する私は、もう２ヶ月間休みをもらっていない。 土曜日も、日曜日もだ。 今日は午前中お休みをもらおう。 だって・・・

　ふたりの少女、サラとリナは、宇宙船「ノーヴァ」の仲間たちとともに、銀河の果てを旅していました。彼女たちはまだ14歳で、何よりも知的探求心に溢れていました。彼女たちは宇宙船「ノー…

時は現代。所は東京都板橋区の外れ。 ある朝目を覚ました「俺」は自分が身長50メートルの巨大怪獣に変身していることに気付く。 ごく平凡な人間としての自意識を持つ「俺」は、自衛隊の攻…

最初は古典的な伝承のようですが、途中からSFの要素が入ります。また、宗教などにも独自の解釈をしています。

三十代独身男のマンションに、美少女メイドがやって来た！ 何をやらせても高スペック・ハイスキルな彼女の名前は「澪」。 だが、そんな彼女の正体は――男の娘だった！ 三十代の独身童…

主人公がかつてのロボットたちと交わした約束。彼らが待ち続けた日々と、再会の瞬間に込められた希望の物語。

水の世界ヴァン・ラン。水に満ちたその世界では弾む水たまりから空へと跳ぶ、水跳ね《ヴァン・スプルート》が広く娯楽として普及していた。水跳ねに夢中な少女ユリエは、友達のエミルやイング…

銀河辺境の宇宙コロニー。暗い星野を臨む店で、バーテンダーは給仕中に三人の航宙士たちの奇妙な会話を耳にする。鬱々としたようすの彼らは、どうやら死んだ仲間の弔いに百物語の会を催してい…

はるか遠い未来、地球外生命体との遭遇により人類は危機に瀕していた。それに抗うのは……。

第二回あたらよ文学賞一次通過作。　テーマ「青」 かつての青い星を失った人間たちは、地下の隔壁内で生活していた。 人類は赤い血をもつ温血人間と、青い血をもつ冷血人間に別れ、青い血…

ある女性は涙する。最愛の者が、自分に注ぐ残酷な優しさに。 ある男性は涙する。最愛の者が、自分に残して行く残酷な優しさに。 二人が選び決めた「優しい」道に、この世界は涙する。

#ペンギンＳＦアンソロジー　参加作品です。どうかよろしくお願いします！🐧

舞台は神戸。近畿圏でも有数の港町である。 そこに、恐怖。欲望。愛。様々な想いがこごって生まれた妖怪たちを追う一人の男の姿があった。 人の想いの数だけ妖怪があり、妖怪の数だけドラマ…

水辺の白い部屋で目覚めた時、そこに居たのは僕だけだった。 夜か昼かも分からない、時の止まったような空間。微かな記憶は水の中にいた時のもの。そして右手の中指に輝く、蝶を象る碧い石の…

会話とは相手の心を読み取り受け渡しする難解な作業である。 潜水艇乗りのナナミが足腰の訓練として浜辺をウォーキングしていたら、イカが落ちていた。すっかり乾燥して、まるで干しイカだ…