「短編 学校」を含む小説

同じ学校の先輩・後輩であり、恋人同士の美咲とさくらは学校終わりの放課後でゲームセンターへ赴く... この物語は短編で美咲の一人称で進みます。また、フィクションであり実在する人物な…

カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト 中間突破作品です！ （「五月の章」部分のみ） 読みやすく仕上がっています。 最後まで書いたので、読んでくれたら嬉しいな。 ＊ 「おば…

「美咲、ちょっといい？」 　杏奈が私を呼び止めた。 「新入生の中に、ちょっと問題がありそうな子がいるの」 「どういうこと？」 「あそこにいる子よ」 　杏奈は控えめに指差した。 「…

少し天然な女の子、リリエル＝アンルナーダ。 彼女は日記をつけることが趣味の侯爵令嬢。 可愛い弟、優秀な執事、格好いい幼馴染、大好きなお友達、頼れる友達と送る、楽しい学校生活！ ド…

僕はやさしさを間違えてしまった。

「ずっと……ずっと好きでした」 　夕日が差し込む学校の屋上にて、一人の美少女が僕に向けて告白をする。 　学園のアイドル的存在で皆の憧れの的の彼女は—— 「貴方の『声』がず…

ハッピーエンドに隠れた裏側の、恋した乙女の物語。

朝霧舞子は、声優の専門学校にて日々レッスンに励んでいる。 発声練習。滑舌練習。筋トレにダンス。舞台稽古……。 そして入学して２ヶ月が経ったある日、舞子にとって待ちに待ったアテレ…

もう、十年以上前になるのかな？ 学校の帰りに電車に乗ったら、どうやらバイト帰りらしい、大学生くらいの、当時の私からすると、女の子ではなく、女の人が乗ってきた。 「正義感」につい…

仲良し女子中学生３人の、友情物語です。 だから、その本の、すべての頁をみてください。 どうか、最後の一文字まで読んでください。

人生のピークが訪れたとき、その人は死ぬ。 そんな訳の分からない理がいつからかこの世界にはあった。 生き永らえるために望まぬ学校用務員の職に就き真っ平らな人生の道を歩いていた男は、…

フリーランスエンジニアの俺は、仕事の傍ら音声配信サービス「ボイスキャスト」を聴くのが日課。 普段は時事ネタや雑学の番組を愛聴しているが、この日は偶然見つけた『実話！　恐怖体験放送…

べランダの隅、室外機の裏側にドロリと溶けた一冊のノートがあった。 開けば何らかの文字が見える。当然それは縒れ滲んでいたが、それ以上に悪筆だった。 （少年系短編、短文。とある場面の…

女子高生の東雲奈月は、駅のホームにあるベンチで本を読む。 ある日、いつものように本を読んで待っていると、手に持っていたしおりを落としてしまう。 そのしおりは後ろに座っていた人の…

　──死神は死者の魂を回収する際、その死因を特定して〈輪廻ブック〉に記載しなければならない。 　そして他殺体の死因に不明な点がある場合、捜査や推理によって〈誰が殺したか〉〈なぜ殺…

都内の某ミッション系スクールの文芸部では、部員七名が合作ミステリー小説のために企画会議を行っていた。内容は今まさに彼らが通う学校を舞台にしたものだったが、部員たちの関心はエログロ…

取りつかれ体質の主人公、月城灯里が霊に憑かれた事を切っ掛けに心霊部に入部する。そこに数々の心霊体験が舞い込んでくる。事件を解決するごとに部員との絆は深まっていく。けれど、彼らにや…

教室の中。窓の外では飛行機雲が通り過ぎていく。 今日、あの子は学校に来なかった。 いつも平気で約束破るじゃん、そういうところあるよねって、みんなは言う。 どうでもいいよ。

　水曜日の夜、直也たちは学校の地下にあるという『時の祠』を探検することになる。普段は入れない場所だが、この水曜日の夜だけは宿直がいないため入ることができるという。 　俺達は洞窟の…